ねこのぼる

好きな映画や音楽について書きます。気まぐれに絵も描きます。にじゅうにゃにゃ歳です。

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  • 午前十時の映画祭

    ねこのぼるが『午前十時の映画祭』に関する好きな記事をまとめました。

  • 映画

    ねこのぼるの好きな映画記事をまとめました。

最近の記事

#28 映画レビュー 『大脱走』

『大脱走』を鑑賞しました。 映画が始まった瞬間、聞き覚えのある曲が流れ出しました。 「あ!サントリー胡麻麦茶だ!!」 こういう瞬間が、何気に1番感動するんですよね。 大脱走マーチは、戦争がテーマであるにも関わらず、決して暗くない、むしろ明るくワクワクするような曲調なので、全体的に男臭さ漂う作品の中で爽やかな香りを吹かせる柔軟剤のような役割を果たしていて、素晴らしい効果だなと感じました。 主演のスティーブ・マックイーンは、作品を観終わった後まで余韻が残るような、不思議な存

    • #27 映画レビュー 『七人の侍』

      『七人の侍』を鑑賞しました。 これまで黒澤明監督の作品をじっくり観たことがなかったので楽しみにしていました。 実際に鑑賞してみると、ストーリー構成、キャスティング、演出、音楽と、列挙したらキリがない程、素晴らしい作品でした。 207分という長さを感じさせない、終始ドキドキワクワクな展開は、モノクロ映画だからこそ表現出来た世界観なのかなとも思いました。 三船敏郎と志村喬の演技も素晴らしかったですが、個人的には久蔵を演じた宮口精二の演技が魅力的でした。 間違いなく、日本

      • #26 映画レビュー 『アラビアのロレンス』

        『アラビアのロレンス』を鑑賞しました。 4時間近くに渡る超大作でしたが、見終わった瞬間にアラブの虜となっていました。 NHKが放送していた『新・映像の世紀』などでロレンスのことは少し知っていましたが、イギリス人でありながらここまでアラブ人と共に戦った生涯であるとは思いませんでした。 この作品の中で繰り返し流れるテーマ曲は、テレビ番組などでよく流れていた為「これか!!!」となりました。 曲調が好き過ぎて、映画を見終わった後からずっと聴いています 笑 この曲を聴くと、何故か

        • #25 映画レビュー 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』

          『ダンス・ウィズ・ウルブズ』を鑑賞しました。 ケビン・コスナーの出演作は個人的に好きな作品が多いのですが、その中でもこの作品は “ケビン・コスナーが想う理想の男” が顕著に描かれている作品なのではないかと思います。 人として、男として、筋違いなことはしたくない。だからこそ、たとえ邪道になったとしても、大切なものを守る為には信念を貫き、自己犠牲も厭わない... そんな孤高な男の姿が濃厚に描かれていると感じました。 僕はそんな男に憧れを抱いている部分があるので、目頭を熱くせ

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        記事

          #24 映画レビュー 『ショーシャンクの空に』

          『ショーシャンクの空に』を鑑賞しました。 以前から大好きな作品のひとつなのですが、個人的な見どころを2つ。 1つ目は、とにかく美しい景色が広がるラストシーン。 これまでのドロドロやモヤモヤが全て一掃されるくらいの美しさに感動します。 2つ目は、刑務所の所長が僕が務める会社の部長に激似なこと。 めちゃくちゃ似ていて、部長を見る度にこの作品を思い出します。 そういえば、SNSで「モーガン・フリーマンが白人にアドバイスする映画が思い出せない → 全部や」という回答を見かけて

          #24 映画レビュー 『ショーシャンクの空に』

          #23 映画レビュー 『ウエスト・サイド物語』

          『ウエスト・サイド物語』を鑑賞しました。 ニューヨークを舞台にしたミュージカル映画で、どの出演者も歌とダンスが上手く圧倒されました。 ストーリー的には「そんな出逢って間もなく両想いになっちゃうの?えっ、運命感じちゃう??えっっ、結婚してもいいの???」という具合に、非現実的な描写があって面白いです。 それにしても、ナタリー・ウッドはめちゃくちゃ美女で、リチャード・ベイマーはめちゃくちゃ美男ですね。 そういった点も含めて、この作品が1961年に公開されたものであることに

          #23 映画レビュー 『ウエスト・サイド物語』

          #22 映画レビュー 『サウンド・オブ・ミュージック』

          『サウンド・オブ・ミュージック』を鑑賞しました。 幼い頃から聴き馴染みのある曲や学校で習った曲が劇中で登場し「この映画の曲だったのか〜!」と何度もテンションが上がりました。 同じ曲でもシーンによって喜怒哀楽の印象が変わるんだな〜と、改めて音楽の力を感じた作品でした。 『サウンド・オブ・ミュージック』に関することや『午前十時の映画祭』、昔の映画についてトークしたい方、是非コメントをいただければと思います。良かったらお話しましょう! http://asa10.eiga.c

          #22 映画レビュー 『サウンド・オブ・ミュージック』

          #21 映画レビュー 『わたしは光をにぎっている』

          『わたしは光をにぎっている』を鑑賞しました。 とっても綺麗な映画でした。 特に光石研の演技が光っていました。 カネコアヤノの主題歌が良い感じでポカポカと沁みてきます。

          #21 映画レビュー 『わたしは光をにぎっている』

          #20 映画レビュー 『テルマ&ルイーズ』

          『テルマ&ルイーズ』を鑑賞しました。 リドリー・スコット監督による作品で、僕の好きな『ブラック・レイン』にも通ずる “不器用な友情” が描かれていて、なかなか報われず傷つくことの多い日常の描写はもちろん、突如発生した非日常な時間の中で移り変わっていく感情の描写も凄くリアルでした。 視覚的にも印象的でショックなシーンが多かったので、ふとした時にまた観たくなる映画だな〜と思いました。 それと、この映画は同じ性別の親友と一緒に観るのがオススメ!! 『テルマ&ルイーズ』に関す

          #20 映画レビュー 『テルマ&ルイーズ』

          #19 映画レビュー 『レオン』

          『レオン』を鑑賞しました。 この作品も好き過ぎて、10回以上観ている気がします 笑 それでもスクリーンでの鑑賞は初めてだったので、やはり『午前十時の映画祭』は最高なイベントだと実感しました。 主人公のレオンは、日本の俳優で言う高倉健が演じる “ザ・不器用な男” を感じます。 それもあって、この作品に愛着を感じているのかもしれません。 そして何よりも!この世で一番好きな女優ことナタリー・ポートマンが演じるマチルダを拝むことが出来るのも、この作品の醍醐味です!! もし女性

          #19 映画レビュー 『レオン』

          #18 映画レビュー 『スティング』

          『スティング』を鑑賞しました。 この映画を初めて観た時に「なんて頭が良いんだ!!!」と “まさか” な裏切りが連発する脚本に衝撃を受けました。 今回も久し振りに観て「あれ?マジか!!そこもフェイクだったのか!!!」と、騙されっ放しでした 笑 伝説的詐欺師を演じた “ポール・ニューマン” のダンディーさは美術品レベルだと思います。 そして何よりもテーマ曲の “ジ・エンターテイナー” は、不思議なワクワク感に包まれる色褪せない名曲です。 『スティング』に関することや『午

          #18 映画レビュー 『スティング』

          #17 映画レビュー 『時計じかけのオレンジ』

          『時計じかけのオレンジ』を鑑賞しました。 この映画を初めて観た時は「何て気分が悪いんだ... もう二度と観ないぞ...!」と強く思いましたが、しばらく時間が経つと「あの気持ち悪い感覚... どんな感じだったかな...?」と気になってしまい、まさに “観る麻薬” と言える作品ではないでしょうか。 70年代の作品とは思えない、令和の最新ファッションと言われてもおかしくないハイセンスな演出も、この作品の魅力だと思いました。 『時計じかけのオレンジ』に関することや『午前十時の映

          #17 映画レビュー 『時計じかけのオレンジ』

          #16 映画レビュー 『ベニスに死す』

          『ベニスに死す』を鑑賞しました。 少年タジオを演じた「ビョルン・ヨーハン・アンドレセン」の美しさには、言葉を失いました。 また、監督自身がタジオ役を求めヨーロッパ中を探し回ったというエピソードを知り、非常に胸を打たれました。 『ベニスに死す』に関することや『午前十時の映画祭』、昔の映画についてトークしたい方、是非コメントをいただければと思います。良かったらお話しましょう! http://asa10.eiga.com/2019/cinema/924.html

          #16 映画レビュー 『ベニスに死す』

          #15 映画レビュー 『砂の器』

          『砂の器』を鑑賞しました。 日本映画の中でも、個人的には3本指に入る名作だと思っています。 丹波哲郎、加藤剛、緒形拳、そして何と言っても加藤嘉の演技は、一度見たらトラウマになる位のリアルさ...! 「宿命」の音楽と共に過去を回想していくシーンは、とにかく圧巻の一言です。 見終わった後、映画の中で登場する山梨の塩山に行きたくなり、そのまま衝動で行ってしまいました 笑 『砂の器』に関することや『午前十時の映画祭』、昔の映画についてトークしたい方、是非コメントをいただけれ

          #15 映画レビュー 『砂の器』

          #14 映画レビュー 『ローマの休日』

          『ローマの休日』を鑑賞しました。 今まで一度も観ずにいた作品でしたが、実際に観てみて今でも人気な作品であることに心底納得。 だって、オードリー・ヘプバーンの美しさたるや... 男なら誰だって恋しちゃうでしょ!しかも基本ありえないシチュエーションだし!!王女が恋する新聞記者も庶民にしてはちょっとイケメンすぎるし!!! ...そんな感じで少々感傷的になりながらも、色褪せることのない魅力を感じることが出来ました。 『ローマの休日』に関することや『午前十時の映画祭』、昔の映

          #14 映画レビュー 『ローマの休日』

          #13 映画レビュー 『ニュー・シネマ・パラダイス』

          『ニュー・シネマ・パラダイス』を鑑賞しました。 数ある映画作品の中で、僕が最も鑑賞している作品だと思います。 初めて観たのが大学生の時。 オススメの映画があれば教えて〜!と友人に聞いて教えてもらったのがきっかけです。 その頃、ちょうど午前十時の映画祭でこの作品を上映していて、つくばの奥にある映画館まで自転車をこいで観に行ったのが懐かしい... この作品の魅力は、観ればみるほど泣けるポイントが増えていくところ!!(僕だけですかね... 笑) 今回は、オープニングで音楽

          #13 映画レビュー 『ニュー・シネマ・パラダイス』