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『糖尿病の治し方』2-1 O合先生の話(1)

主治医のO合先生がいうには、私は糖尿病になっていたらしい。
 
私が意識を失ったのは、『糖尿病ケトアシドーシス』というのが
原因で、血糖値が上がりすぎるとそうなるらしい。
 
糖尿病ケトアシドーシスについてちょっと説明すると、↓
ーーー
1)甘いもの(糖質)を食べすぎる。
2)すい臓のインスリンを浪費し続ける。
3)そのうちすい臓のB細胞がへたばる。
4)インスリンが生産できなくなって血糖値がコントロール不能になる。
5)体はインスリンがないせいで糖質を使えなくなる。
6)仕方なしに脂肪や筋肉を分解してエネルギーに変える。
7)そのせいで血液がどんどん酸性に傾く。
8)血液が酸性化しすぎて意識を失ってしまう。
ーーー
というものらしい。 意識障害から死に至ることもある
とても恐ろしい症状なんだとか。(後で知った)
 
O合先生がいうには、私がこの病院にくる前に運ばれた病院で
血糖値を計ってもらったところ、1300もあったらしい。
(正常値は70〜110ほど)
前の病院では手に負えないからここへ運ばれたらしい。
あと2日ここへ来るのが遅れていたら命はなかったらしい。
 
私は風邪か何かだとおもっていたんだけれど、そうでもなかった
ようなのだ。 全然分からなかった。 糖尿病て。


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