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物書猫家
2019年7月9日 10:56
本牧ふ頭の付け根。大きなトラックが行き交う広い道路の傍らに、こんもりとした小さな山がある。横浜が開港したころは、ここまでが海だった。外国からやってくる船は、横浜の港へ入る目印として、この岸壁、マンダリン・ブラフを見つめたのだ。マンダリン・ブラフという名前は、岸壁の色が蜜柑色だったことから名付けられたらしい。ペリーが持っていた海図にも、その名が刻まれているそうだ。