内定を辞退して自分の道に進んだお話
こんにちは、万貴です。
みなさんお久しぶりです!
お元気でしたか?ご飯はたくさん食べれてる?最近夜は眠れてる?
私は以前と変わらず毎日ワクワクしながら過ごしているよ
たまーに変なところで考えすぎて心が狭くなったりするけれど
それも含めて、全部自分らしいなぁって思える。
久しぶりにnoteで言葉を綴ろうとしているそのワケはね、
私の人生を大きく変えるような新しい分岐点があったから。
備忘録としても
これから就活をする人・近い未来に対して不安を抱いている人に対しても
何か残せるものがあるんじゃないかなって思った。
何かを残せなかったとしても伝えられたらいいな!
今日もゆる〜く読んでくれたら嬉しいです
意味のあるものにしようとして
2021年の2月、東京ひとり旅を終えた私は札幌へ帰ってきた途端
何かに追われているかのように就活を始めた。
ビジネスマナーも就活の仕方も何もかも無知な状態、
19歳の私は大人に近づきたいの一心で
ベンチャー企業から大企業まで直感的にいいなと思った企業に
手当たり次第エントリーしていった。
その過程で
なんでベンチャー企業は中途採用が多いのか だったり
短大と4大卒の違い を痛いほど学んだ。
でも時々、普段だったら話せないような大人と”就活”を通して
話せることに楽しさや面白さを感じている自分もいた。
今思えばちょっとだけ就活にハマってたと思う(笑)
ある企業さんからの内定が出てから
「自分は内定をすでにもらっている。」
って安心感からどんどん就活に対しての熱が冷めていった。
その時点で6月
まだまだ本腰入れていろんな企業にアタックすることはできたはず、
なのに私は
その内定に対して頑張って意味を見出して
人生で最初の 就活の幕を強制的に閉じた。
「言霊ってあるからさ…」
本当は最初、合同企業説明会に参加した時点で
すでに就活に対して言葉にならないモヤモヤを感じていた。
昔から
「言霊は存在するから、言葉には気をつけるんだよ。」
と説いてくれた父の影響で
「頑張りたくない」「やりたくない」みたいな
ネガティブな言葉を吐くことに対してすごくハードルが高かった。
(それを幼い私に教えてくれた父に対して今も感謝してる)
もしネガティブな感情を抱いていたとしても
それに気づかないふりをしてしまうことが多かったし
そうゆう状況をなんとなく上手く乗り切ることができる・頑張れる人だから
就活も2月スタートだったけれど
上手くみんなと同じ波に乗って”就活生”をこなせていたと思う。
「早くこの就活のループから抜け出したい。」
が本心だったのだけど。
「本当にそれでいいの?」
就活を終えて、学生期間を満喫していた私は
内定を頂いた会社で頑張る! と自分に言い聞かせるように
友達にも親にも自慢げに笑いながら話していた。
けれど、たまに心がざわざわする瞬間があった。
時が過ぎること2022年 2月 学生最後の春休み
約1ヶ月間のひとり旅をしてきた。
その初手、私の大好きな場所 人として大好きな人から
「まきは本当にそれでいいの?」と問われた瞬間、
こころが泣いていた。
多分、全部見透かされていた。
多分、ずっとずっと誰かにそう言って欲しかった。
SOSを自分はずっと出していたんだと思う。
本当は自分でも気づいていた部分
誰かに言ってもらわなきゃ気づけなかった部分
どっちもあって、そこが露わになった時
生まれたての赤ちゃんみたいにわんわん泣いた(笑)
自分で決断するまで
その人のおかげで 改めて自分と向き合えた。
ひとり旅1週間目ではあったけれど、もっと一人の時間が欲しくて
ふらふら東京タワーまでオレンジの光を求めて歩いたり
毎晩なぜか苦しくなってぽろぽろ涙が出てきたりした。
自分と向き合うってきっとそういう事なんだと思う。
トロッコに乗って自分で歩かなくてもどんどんレールの上を進んでいく未来と
靴も履かずに裸足で砂利の上も大きな岩の上でさえも歩いていく未来を考えた時、
正直すごく怖くなった。
でも本当はやりたいことも一緒に居たい人も場所も空間もちゃんとある。
答えは意外とシンプルなんだけれど、
不安や恐怖心が霧になってその視界を邪魔してるだけだった。
その霧が完璧に晴れることはきっとないけれど
自分の手で目の前にライトを当てた時
こころのざわざわが晴れた気がした。
「私にとっての分岐点、ボンズハウスで働きたい。」
やっと言えた。
(ボンズハウスについては私のバックナンバー ”東京にも自分の居場所ができた話” を読んでみてね〜)
オーナーのきよきよに泣きながらお話した時、
必ず自分がこの人に恩返しするんだって心の中で強く誓った。
そのくらい仕事に対してやっと姿勢正して向き合えた瞬間だった。
自分のしたいことに素直になれて一件落着かと思いきや、
まだ終わってはいなかった。
内定辞退の電話をすること
ひとり旅は3週間目に突入していて
日本南下が始まり その時は福岡にいた。
今日こそ先方に電話をするぞって決めた日の朝はやっぱり起きられなかったし
心臓が口から出るってこのことかと痛感した。
内定を辞退させていただきますとお伝えしたら
一番お世話になった人事部の方が出て
「奥田さんのやりたいことに向かって頑張ってくださいね!応援しています!」
って言ってくださった。
その優しい言葉に心から泣きそうになったし、
自分が選んだ会社は間違ってなかったんだって思うことができた。
本当に恵まれてる。有難うございました。
みんなの温かさ
そんなこんなでやっと胸を張って「ここで働きます!」って言えるようになった。
やっとお仕事に対してワクワクできるようになった。
親や友達、先生方にこの報告をするとき 毎回少し不安な気持ちになってた。
批判されないかな?悲しまれないかな?
でもその心配はひとつも必要なかった。
みんな「そっちの方がまきらしいよ!!」って喜んでくれた。
こんな嬉しいことあるかな?
側にいてくれた友達もずっとまきはそれでいいのかな?って思ってたらしいけど
敢えて言わないでいたらしい。
何をいうかじゃなくて何を言わないでくれるか ここも愛だって感じる。
親も「まきがやりたいことをやれているのが一番だよ」って言ってくれた。
二人の元に生まれてよかったって強く感じた。
いつか自分が親になったら、ふたりみたいな育て方をしたいな。
本当の意味で愛を持って育てられるようなあったかいお母さんに。
みんなありがとう
ということで学生最後のひとり旅は無事終了し、
4月から東京で働かせていただく事になりました。
あったかいコタツみたいなぬくぬくした環境から離れることも
大好きな友達と物理的な距離ができてしまう事にも
不安や悲しみはあるけれど
これもまた自分を成長させるためのスパイスだって思う。
イマを大切にできる人で在る
これからも胸に留めておきたいな〜
ここまで読んでくださった皆さん
ひとりひとりに有難うです!
みんなのお話もたくさん聞かせてね
みんなが今日もいい日だったって思いながら眠りにつけていますように。
ではまたここで!
万貴
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