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ほろ酔い気分で、感動を。

「今の気持ち、忘れたくない。」

とても心が満ちている感覚を
ここに綴っておきたいと思いました。
少しだけ、目と耳と、あなたの心を傾けてくれると嬉しいな。

4ヶ月前のわたし

札幌へ帰ることにしたんだよね、なんて
大好きな人たちに伝えて空を飛んだ。
その時の私は、自分の決意や自分自身にさえも自信が持てなくて
やっと安心できる場所へ帰ってきたはずなのに
ずっと心の中は雨が降っているような、そんな感覚だった。

とにかく余白が足りていなかったのは、分かってる。
大好きな人たちのそばから離れて
職や家や肩書きという名の手を握るのを辞めて
一体自分はどうしていくんだろうって不安もあった。
同い年は今年から新社会人。
同世代よりも2年先に社会人経験を積んだとはいっても
今のわたしには、不透明な部分が多すぎる。
そんな自分の未来に目を瞑りたくなっていたのが、本音。

そうだ、余白だ。
今はとにかく心の中に余白を持とう。

そう決めて、私の中の”大人”へ会いに行った。
私はまだ自分のことを”大人”だと認識していないのもあるけれど
そう表現する時は、その人への敬意も込められているの。

その”大人”から「ギャップイヤー」という言葉の贈り物と
もうひとつ素敵な時間をもらった。

毎週火曜日は、自分と向き合う時間

「自己理解を深める講座のモニターやらない?」
3月に入った時、こんなお誘いを受けた。

なんてこった。素敵すぎないか。

これが、このお誘いを受けた時の感情だった。
(自分の気持ちが素直すぎて驚く)

いつまでも自分に自信がないのは嫌だし、
本当はもっと、自分を大好きになりたい。

「わたしってこんなことできるんだよ」
「わたしってこんな人間なんだよ」

相手の目を見て、笑顔で、自信を持って伝えたい。
そう思っていたタイミングを、神さまはちゃんと見ていて
与えるべきものを与えるべき時にプレゼントしてくれた。
素敵な”大人”からのお誘いに、二つ返事で返答したわたしに
わたし自身がワクワクしていたのも、本音。

それからはというものの、
毎週火曜日には自分と向き合う時間を設けることができた。

意外にね、

自分のことって、意外に知らないもんだなって思った。

今まで自分の弱みはもちろんのこと
自分の強みを人に伝えること、
おっぴろげて話すことに抵抗感があって
「すごい自意識過剰な人だな〜」とか
「めちゃめちゃ自分のこと大好き人間じゃん(笑)」とか
そんな風に捉えられるのが嫌だった。
(↑「まきってぶりっ子だよね」って言われた原体験があって
当時も今も、すごく嫌だったから敏感になっていたんだと思う)

でも、この講座内では自分のことを相手に伝えるのは当たり前。
むしろ、どんどん発見していこうよ!くらいの勢い。

最初は、自分のことなんか話しても誰も興味ないし…とか
自分の話ばっかりして、時間が無くなっていくのって心地よくないな…とか
そんなことばっかり頭の中を駆け巡っていたけれど
気づけば、もっと話を聞いてもらいたい自分がいたし
もっと新しいわたしを発見したい自分がいた。

同じ、0期生のみんなは
そんな思考でいっぱいだったわたしの拙い言葉を掬い取ってくれた。
「いいじゃん!」って、「素敵じゃん!」って、
無邪気すぎるほどに肯定してくれた。話を聞いてくれた。
みんなの言葉ひとつひとつが、今の私を創っていて
気づけば心の中の雨は止んでいて、心地いい木漏れ日ができていたの。

あぁ、自分の話って、他者にして良いんだ。
自分のこと大好き!って言って良いんだ。
わたしが1番可愛くて、1番大切にしたいんだって思ってて良いんだ。

もしかしたら、当たり前のことなのかも知れないけれど
わたしにとってはとんでもなく大きな気付きで、財産で。

4ヶ月前の私と、今の私を、今、この場で会わせたいくらいに
希望と、愛と、大切な感情をこの身に蓄えられた気がする。

不透明な自分も愛する

あと1分で、今日が終わる。
こんなに素敵な感情を味わった今日が終わる。
少し寂しくて、少しワクワクしている。

自分と向き合った期間を通して思ったこと。
自分と向き合うには、もっと時間が必要。

今年はわたしにとって「ギャップイヤー」
ある人は、ニートだって言うし
ある人は、空白時間だねって言うし
ある人は、実際には何をするの?って言う。

これだから、わたしはまた自信を無くしそうになる。

でも、今は少しニヤニヤしながら「えっとね、」って
話を始められる気がするの。

すぐに何か形にできるわけじゃない
すぐに何か言葉にできるわけじゃない
すぐに自分の意見を述べれるわけじゃない

だからこそ、今年1年は
もっと自分のことを好きになって
もっと自分の味方になって
もっと自分の意志に耳を傾けて
もっと胸を張ってあなたに会えるように
時間を積み重ねたいと思う。

いつかは、自分の色が出てくる
それまでの、不透明な自分も愛したいなって
やっと、今素直に思えてる。

そんな風に思えているのはやっぱり
わたしにとって素敵な”大人”たちに
出逢えているからなんだろうな。

わたしもいつかそんな”大人”になれるように
今日も大人のフリをして
美味しいビールを飲みたいと思います。

それじゃ、新しい1日に乾杯しよう

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