初めてRTAイベントの主催をした時の話(風のクロノア Wahoo Allstar Speedrun 振り返りレポ)③走者編
こんにちは。ねこです。
この記事は連載3回目の記事となります。
まだ前回の記事を読んでいない方は、そちらをご覧いただくことをお勧めします。
(↓前回の記事はコチラ!)
(今回の記事のまとめ)
③走者編
本イベントの走者は、Oengusのようなサイトを使った公募制ではなく、招待制で集めました。
そもそも、イベントコンセプトの中に「トッププレイヤーの走りを見る」(自分が見たいというただの欲望)というものがあったため、必然的にこうなりました。
走者への声かけは、はるともさんと最初の会議をしてから何よりも最初に始めました。走者がいなければイベントはできないので…。
まずはSRCを見て、声をかける人を決めていきます。
https://www.speedrun.com/klonoa
作品でいえば、1・2・wiiの走者が多いのがクロノアシリーズのRTAです。ここに関してはすぐに決まりました。(1については自分が世界記録保持者だったため自分で走ることにした)
問題はその他のタイトルです。SRC上に数人しか人がいない or アクティブが0に等しいという状況でした。特にムーンライトミュージアムなんかは1人しかおらず、JJtoroに断られたら企画が少し破綻してしまうところでした。
先行きが不安だなあ(ここも開催を躊躇してた理由の1つ)と思いつつ早速声をかけます。
この辺りはビジネスメールと同じですね。
海外走者向けのものについては、正直私の英語力が微妙なため、自分で書いたり翻訳ソフト使ったり…と言う感じで怪しい文章が完成しました。
いざ緊張してDMを送ると、みんなから好意的なお返事が来て一安心。
ただ、開催が約4か月先なため、今後の予定次第と言う方がほとんど(それはそう)のため、「ダメそうな時は言ってね、詳細とか固まったらまた連絡するで!」と言って終了。
そこから4月上旬にはイベント用Discordサーバーを作り、走者さんを招待。イベントの進捗があり次第、アナウンスを流していきます。
ちなみに、Discordサーバーは前回のnoteでも登場したポンズさんの作成された、RTAイベント用Discordテンプレートを使用させて頂きました。
各種ロールやチャンネルがあらかじめ作られており、0から作るよりは圧倒的に楽でした。ありがとうございました。
その他、英語専門のチャンネルを作成したり、各種表記等は全て日/英の表記の形にしたりと可能な限り配慮をしました。また、走者に向けたアンケートフォームを作成し、配信に必要な各種情報を収集しました。
具体的には、
です。意気込みとかも聞けばよかった(今更)。
さて、時は進んで6月へ。スケジュールを出す関係上、1か月前には走者を確定させておきたかったので、そこまでが期限ということでまだ参加が確定していない走者に周知します。
結果として2とビーチバレーが空いたため、私とはるともさんが代わりに出ることに。運営の出番が増えるのは当日のバタバタさと「せっかく箱を用意したんだからもっと色んな人の走りが見たい!」という個人的ワガママによりあまり良くはないのですが、やむなし。
こうして走者が全員確定したのは、何とスケジュールが一般公開された日(6月19日)でした。ギリギリすぎる。
他に走者の話をするとすれば、海外勢とのコミュニケーションを円滑にするためにDiscordに翻訳botを導入したことでしょうか。
例えば本番中に海外勢にトラブルが起きた際に、英語分かる人が必ず本番中に対応できるわけでもないですし、そこを心配しての導入です。こちらはるともさんの提案で導入してもらいました。1か月500円ぐらいで使用できるみたいなので、イベント本番までの運用であればそうコストもかかりません。
ちなみに、こちら↓のbotです。
こんな感じで、海外勢とも円滑にコミュニケーションが取れるように工夫していきました。
③走者編 おわり
次回、④配信場所編につづく