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言葉の花束ーアキの詩集No.188


1.「好きだからこそ」


好きだからこそ
良く見られたい

可愛くて
面白い自分を
演じたくなる

けれど
そんな自分が
嫌いになりそうになる

本当は
自分の情けないところや
みっともないところも
受け入れて欲しい

なんて
私の本音を
あの人に打ち明けられたら
心が楽になるのに


2.「言葉は何のためにあるの?」


言葉は
何のためにあるの?

ただ
コミュニケーションを取るため?

じゃあ
言葉によって
傷ついたり

逆に
励まされるのは
何で?

言葉は
心と心を繋ぐために
あるんじゃないかな

言葉に込められた想いが
誰かに届いて
心が動かされる

そうやって
人は言葉に
生かされているんだと思う


3.「一日の最後に」


1日の最後に
その日あったことが
頭の中で走馬灯のように
リピートされる

1日の最後に
リピートされるメモリーが

最高でなくても
ささやかな幸せを感じられるもので
あって欲しい

温かな気持ちで
締め括ることが出来れば

どんな1日も
幸せであったと思えるから


4.「自由」


自由なのは
素晴らしいことなのかもしれない

けれど
自分を引き留めるものもなく

束縛するものも
葛藤をもたらすものもない

そんな状況が
時に寂しく
苦しく感じることもある

自由に生きたいけれど
幾分かの不自由は欲しいよ


5.「最近思うこと」


最近思うことは

このまま惰性で

苦しい人生を生き続けたくないということ

心の内から

本当にやりたいことを見つけ

それを極めたいということ


6.「最高な親子」


親に反抗して
だからこそ気付けた
親の愛情

たくさん親を傷つけた
不孝者の娘を
それでもなお愛してくれている

ごめんなさい

そして
愛してくれて
ありがとう

お互いに
良い親でも
良い娘でもないけれど

私達は
最高の親子だよ


7.「人間力」


直感が当たりすぎても
それに甘えてしまっては
考える力を失う

きちんと
自分の心と考えを働かせて
判断することで

自分の人間力が
培われていくんだ

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