![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151113675/rectangle_large_type_2_100f04e3f0afc40965641ddab9d1f157.png?width=1200)
言葉の花束ーアキの詩集No.171
1.「お盆」
お盆は
亡くなった親族を
迎える日と言うけれど
いつも
傍で見守っている気がする
当たり前のように
傍で見守っていて
それなのに
気付かれないのは
寂しいのではないかしら
だからこそお盆は
亡くなった方々にとっては
嬉しい日なのだと思う
自分たちを
思い出してくれるから
少しでも
亡くなった方々の寂しさが
晴れますように
いつも見守ってくれて
ありがとうと
気持ちを込めて
お盆を
迎えますね
2.「早いのか遅いのか」
もう
水曜日?
いや
まだ
水曜日?
毎日
忙しなくて
あっという間に
時が過ぎていく
けれど
一日一日が
濃厚過ぎて
時間の経過が
早いのか
遅いのか
分からない
ただ
分かるのは
一日一日が
充実しているということ
3.「失敗はスタート」
失敗や
躓きは
アウト
ではなく
これから
成長して
新しい
自分に生まれ変わるための
スタートだ
4.「惹かれる」
私とあなたは
正反対
だから
合わないと思う
でも
私にはないものを持っている
あなたに
どうしても惹かれるの
誰にでも
優しくて
めんどうくさいことは
嫌いなくせに
何だかんだ
面倒見が良い
そこに
惹かれてしまうの
あなたと私を
足して
2で割ったら
ちょうど良いんだろうね
そんな感じで
お互い
補い合って
生きていけたら
なんて
夢見てしまう私は
おめでたいかしら?
5.「気にしなくて良いこと」
他人の
イライラとか
言動とか
そんな
つまらないことに
気を取られて
振り回されるなんて
人生が勿体ないよ
それは
私の課題ではないし
私が
気にしたところで
どうにもならない
人の思惑に
興味を持たなければならない
理由は何?
気にしても
そわそわするだけなら
私は気にしたくない
だから
境界線を引いて
受け流すのが良いと
私は感じている
6.「清々しい青空」
台風が去って
晴れ渡る
青空に
吸い込まれるように
心を通わせる
天気が荒れるのは
好きではないけれど
荒れた後の
澄み切った青空が
私のお気に入りだ
青空よ
その
澄み切った青空の
清々しさを
私の心にも
分けておくれよ
嵐が起きようが
ブレることなく
むしろ
自分に磨きをかけて
清々しく
生きてみたいよ
7.「休日の午後」
普段
あまり
気にも留めない
蝉時雨や
鳥のさえずり
吹き抜く風の音に
何となく
耳を傾け
ぼんやり
過ごす
休日の
午後
8.「優先して気にしなきゃならないこと」
優先して
気にしなきゃならないのは
他人の機嫌じゃなくて
自分自身だよ
無理して
尽くさなくて良い
やりきれないことは
やらなくて良い
罪悪感も
手放して良い
まずは
自分が
自分に休む
許可を出してあげて