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アキのエッセイNo.113ーストレス対処について考える(精神疾患持ちの私)


1.生活は安定しているが・・・転職、大丈夫?


こんにちは、アキです。

私は発達障害(ASD)と統合失調症という診断を受け

障害者手帳を取得し

等級は3級です。


現在は障害者雇用で

老健施設の清掃パートをしておりますが


わりと安定した生活が出来ているのですよね。


だから

自分が精神疾患を持っていることを

つい、忘れてしまいそうになります。


「何で私、障害者雇用のパートで働いているんだろう?」なんて

思ってしまうことが度々あります。


私は

このまま障害者雇用で人生を終えたくないですし

支援職への夢を捨てきれないので

精神保健福祉士の資格を取得しようと考えていて

今年の4月から通信を受講する予定です。


ただ

仮に資格を取得できたとして

問題は転職です。


精神、発達障害者の就労支援を主に行う

障害者福祉サービス系の事業所にて働きたいと考えていますが


私自身も当事者です。


福祉関係の仕事で障害者雇用なんて聞きませんし

転職するとしたら

一般雇用なのでしょうが


一般雇用で

働き続けることが出来るか?

という問題が浮上します。



2.度重なるストレスによりメンタルが病みやすくなった


私は元々

作業療法士を目指して医療系の大学に進学し

1年留年したものの

大学を卒業し

国家試験も受かり

病院の作業療法士として就職しましたが


1回目は3ヶ月で辞職

そこから数年のブランクがあって

2回目の復帰では2ヶ月で辞職しました。


学校ではわりと成績優秀でしたが

問題は実習にありまして


言い訳かもしれませんが

身体領域も精神領域も

指導者さんが鬼のように厳しくて。

というより

無駄に厳しくて

指導者さんからの圧力が強く

実習どころではなかったのです。

圧が強いというより

正直あれは

「虐め」だと思います。


精神疾患や発達障害について

実習先に告知して

配慮を異様としたのが仇となり

いらぬ偏見と差別を受けてしまいまして。


クソみたいな人間関係のせいで

きちんとした実習が受けられなかったため

知識や実技を上手く習得出来ずに

就職したのが

まずかったのです。


無論

基礎がしっかり身についていなかったため

就職先でも

上手く仕事について行けなくて

辞職するしかありませんでした


2回目の作業療法士復帰の際も

ブランクもあったため

いくら1年かけて復習したり

ボランティア実習を受けたりしていても

それでカバーできるほど現実は甘くなくて

2ヶ月で辞職。


ただ

2回目の時は

自分の力不足が原因だったのもありますが


一番は

仕事や仕事での人間関係におけるストレスにより

「自分は出来ない・・・」

「才能が無い・・・」という

ネガティブ思考が頭をぐるぐるめぐり

メンタルを病んでしまったのが

大きいです。


ストレスが強く出ると

メンタルが不安定になりやすくなる。


誰でも

そうなのでしょうが


私の場合

学生時代の実習

卒業後の就労、退職によるストレスや


障害者雇用で3年ほど働いていた時期は安定していましたが

作業療法士に復帰してからの2ヶ月間のストレスを受け


度重なるストレスが

徐々に精神を侵食していき


ストレスへの耐性が

弱くなったように感じます。


ちょっとしたストレスならば

何とかなりますが


思い通りに行かないことが

度重なったり


自分にとって

重大なことで問題が生じると


精神的に

不安定になることがあります。


耐性が弱いというより

ストレスをため込みやすく

ストレスを処理することが難しいというのでしょうか。


いくら冷静に

考えや気持ちを整理して

納得させようとしても


感情は無意識に出てくるものですから

どうしても気になってしまうことがあると

不安や焦燥に駆られてしまいます。



3.ストレスと上手く付き合っていくために


色んな失敗体験があって

今、精神保健福祉士を目指して

頑張って勉強に励む生活に

私は喜びを感じてはいます。


時間のあるときは

ポエムやNoteを楽しむ。

本当に生きがいを感じています。


ただ

度重なるストレスにより

精神を病みやすくなったのは事実だと思います。


一度膨らませた風船は

しぼんだとしても

また、空気を入れれば

容易く膨らんでしまい

また

破れやすくもなる。

それと同じです。


失敗体験が多く

その度に対処していけば

人間的に強くなるのかもしれませんが


その代償として

ストレス耐性の弱体化を招いてしまったと言っても

過言では無いでしょう。


ですから

ストレスと上手く付き合っていかなくては

この先

生きていくのが辛くなることは

目に見えています。


ただ

たんに

冷静になって考えを処理して

気持ちをまとめていこう!

では

何にもならないのです。


不安や焦燥は

感情

つまり無意識の現象ですから。


おそらく

メンタルを病みやすい背景として

幼少期から

誰にも構われずに一人で過ごし

虐められても

放っておかれた過去が影響していると思います。

その過去が

安心感や人への信頼感の欠如などを

もたらしているのは

明白なのですが

過去を嘆いても

仕方ありません。


ストレスの原因を把握して

どうすれば

対処出来るか?

考えていく必要があります。


ストレスのきっかけとして

気になる事象があって

それが明確にならないと気が済まないならば

できる限り早く分かるように

後回しにしないで解決するとか。


私は

とにかく

待つことが苦手ですので


すぐに解決出来ない問題があるとしても

なるべく

待つ時間を最小限にするよう工夫したり


どうしても

問題解決に時間が掛かる場合は

気を紛らわすために

別の作業をやるなど

ストレスの軽減に努めています。



4.まとめ


ストレス対処のための

ツール(対処法)は

いくつか持っていた方が良いですね。


私の場合は

・なるべくすぐに問題解決

・解決に時間が掛かる場合は、気を紛らわすための作業をする

・気分を落ち着かせるために作業

→身体のリラクゼーション(マッサージ、ツボ押しなど)

→心のケア(音楽、ポエム、読書、Noteなど)

などをツールとして活用しています。


最近は

とあるヒーラーさんとのトラブルで

精神的に参ってしまいました。


その一件もあり

改めて

「自分、メンタル疾患があるな」という

実感を持ってしまいまして。


ストレスを受けた際の対処ももちろん重要ですが


一番は

ストレスとなる事態を避けること

ストレスに発展しないように

事態を収束させること

つまり

未然にストレス因子を排除することなんですよね。


ストレスとの付き合い方は

今後も課題として模索していきたいと思います。


私の経験が

今後、支援職となった際に

誰かの役に立てればとも思います。


ストレス対処での注意点として

一般的な対処は参考に留める程度にすることです。


私の場合

「気にしない」

「後に回す」ということが

非常に苦手です。

それを配慮して

対処していくことが

私には必要です。


つまり

対処方法は、自分の気質や特性に合わせて、オリジナルで工夫していく必要性があります。


気になってしまうならば

「気にしない!」と抑圧するのではなく

「そうなんだね」と

気持ちにより添い

気持ちを整理していくことが大切です。


話は支援職への転職に戻しますが

自分の状態を見て

もしかしたらパートでやっていく必要があるかもしれません。


パートでやっていくにしても

自分の疾患については開示して

事業所の責任者とよく話し合って

自分に合った働き方を模索していく必要があるでしょう。


無理の無い程度に

支援職として働けたらと思います。


以上になります。

お読み下さりありがとうございます。


















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