見出し画像

言葉の花束ーアキの詩集No.193


1.「記憶のアルバム」


あの時の
この瞬間の
幸せを一つ一つ

記憶のアルバムに
綴じていって

寂しくなった時や
元気が足りない時に
アルバムをめくるの

時間は
過ぎていっても

思い出は
なくならない

幸せはいつも
私の中にある

記憶のアルバムを眺めれば
どんなことも
乗り越えられると思うの


2.「嫌いになっても」


可愛くて
面白い
私でいたい

そして
誰からも愛される
私でいたい

なんて
思ってしまう私

実際の私は
他人にどう映っているかしら?

せめて
あなたにだけは
そう見られたくて

つい
そんな自分を演じてしまう

けれど
ホントの私を知っても
嫌いにならないでいてくれる?

嫌いになっても
愛して欲しいなんて
欲張り過ぎるかしら


3.「自分の向いたい道」


自分の歩いてきた
軌跡を見てごらんよ

ちゃんと
道になって
自分を支えている

築き上げたてきた道は
自分の力になっている

だから
自分の向かいたい道を信じて
進んでいけば良いよ


4.「好きという気持ち」


好きという気持ちを
どう表現しよう?

今すぐ
あなたを抱きしめられたら
伝わるんだろうけれど

今は
傍にいられないから
なんとも歯がゆくて

たんに
好きと伝えるのも
なんだか気恥ずかしくて


たまらなくあなたが
好きなのよ

これから先も
ずっと好きよ

だから
私のこの好きという気持ちを
遠くからあなたに送らせて

そして
また会えたときに
ぎゅっと抱きしめさせてね


5.「ワクワク」


ワクワクする気持ちは
生きる原動力になるね

本当にやりたいことは
押し殺してはいけない

惰性ではなく
自分から湧き出るワクワクを
エネルギーにして

どんどん人生を
切り開いていきたいよ


6.「引っ越し前のちょっとした贅沢」


引っ越し前に
どうしても寄りたかった
パスタ屋さん

今日は奮発して
今月のおすすめのスープパスタと
苺ショートケーキを注文

うん
美味しいね

引っ越し前の
ちょっとした贅沢

最高の気分で
締め括れたよ

半年間お世話になった
この土地を離れるのは物寂しいな

それをかき消すために
ちょっとした贅沢をしてみた

でも
余計に心に沁みるのは
どうしてだろうね
引っ越し前に
どうしても寄りたかった
パスタ屋さん

今日は奮発してっ越し前のちょっとした贅沢」
今月のおすすめのスープパスタと
苺ショートケーキを注文

うん
美味しいね

引っ越し前の
ちょっとした贅沢

最高の気分で
締め括れたよ

半年間お世話になった
この土地を離れるのは物寂しいな

それをかき消すために
ちょっとした贅沢をしてみた

でも
余計に心に沁みるのは
どうしてだろうね


7.「一人暮らしは失敗したけれど」


実家に戻って
引っ越しの片付けを
手伝ってくれた両親

家族と囲む食卓
そして団らん

家族との時間が
本当に心地よい

家族関係が
嫌になって飛び出したのに

こんなにも家族が
愛おしく思えるなんて

距離を取って
気付いた家族の愛情

一人暮らしは
失敗したけれど

だからこそ得られたものは
大きいと思う


8.「私ってバカなのかしら?」


私とのことを
真剣に考えてくれる
素敵な方がいるのに
 
頭にちらついて
離れない彼がいるの
 
その彼も
私のことが気になるみたいで
 
でも
自分の楽さばかりで
とてもじゃないけど
彼との人生は歩めない
 
頭では
分かってはいても
踏ん切りがつけられない
 
私って
バカなのかしら?
 
本気で考えてくれる相手に
申し訳ない罪悪感でいっぱいだよ


9.「寒いからこそ」


暖房に
お布団
 
そして
猫など
 
寒い日ほど
骨身に沁みるのよ
温かいものが
 
温もりが
心地よくて
 
つい
うたた寝をしてしまうよ
 
寒いのは
嫌だけれど
 
寒いからこそ
温まる幸せが沁みるのだから
困ってしまうよ

いいなと思ったら応援しよう!