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小説詰め

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ちょんまげネコ即興短編小説集
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#オリジナル

【短編小説】星の旅路

きらり、星が降る。 静まり返った夜の街、ちろちろ流るる小川の隅。さわさわと風に揺れる木々…

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【連載小説】ファインディング・ユー!第1話

■あらすじ ジェイリートは魔法のある世界で、何かしらの時空のトラブルに巻き込まれやってき…

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【連載小説】この恋はチークと共に5

前回はこちら⬇ ■不器用な恋の仕方 『三浦くん、おはよう! 良かったら今度ここに一緒に行…

【連載小説】この恋はチークと共に

あらすじ 山本咲は彼氏無し独身OL。四十代を目前に、この先も一人で生きていかなければならな…

【小説】ありあ-夢の中の少女-

あらすじある日、鉄島直は夢の中で少女と出会う。 リアルな夢ではあったけれど、所詮、夢は夢…

[短編小説]ファインディング・ユー! 2

やぁやぁ! 困った困った! HEY、そこの麗しい花屋のお嬢さん 少しお話を聞きたいんだがよろ…

【短編小説】海と予言と、

夢を見ていた気がする。 そこは穏やかな海だった。サンサンと光を注ぐ太陽とカモメ達の声、少し離れたところには少し古びた白い灯台がどしんと建っている。平和の光景そのものが俺の見ていた光景だった。 なぜそんな海の前に居たのかと聞かれれば、なんとなくだ。お気に入りのバイクを走らせたくて、どこに行こうかと考えて思いついたのがここだったから。 ああ、俺は星野雅(ほしの みやと)、24歳。 3ヶ月前に1年と少し務めた会社を辞めた絶賛無職。 仕事を辞めた理由は、急に変わった上司と馬が合わ

名もないカフェの物語

「好奇心は猫をも殺すと思う?」 ローズヒップティーが入ったグラスをふらふら揺らしながら、…

【短編小説】青春を編む

恋をした よりにもよって、学年一のモテ男に! 同じクラスの工藤裕太君は、背も鼻も高く、す…

不思議の国に憧れて

「アリスは最後逃げ切るんだ! 自分を殺そうとしてくるハートの女王とトランプの兵から!」 …

空いた場所に埋まるもの

仕事を無くした。もうダメだ。 営業成績も同僚の中では常にトップを維持し、昇格の話も出てい…

星の下で想いを込めて

今にも降り注いできそうな、満点の星空だった。 普段宇宙とか気にしないけれど、圧倒的な自然…

【短編小説】地球の青さに埋もれながら

最初に郵便受けに入っていたのは、沖縄県にある「はての浜」の写真のポストカードだった。 タ…