フリーターの自分に危機感なんてあるのか
私自身が現在はフリーターとして生活をしています。主な収入はアルバイトだけです。やはり正社員で働いている人が圧倒的に多く、今の私の立場は世間から見れば少数派だと言えるでしょう。なぜ、正社員になりたがる人が多いのか考えてみました。
◎将来への保険
やはり一番はこれでしょう。誰もが将来に不安を感じている。正社員という立場で組織の中にいれば、経済面等である程度の将来が約束される訳です。居心地の良い場所を求めるのは当たり前です。
◎世間体
これを真っ先に挙げる人も多いかと思われます。正社員として会社や行政の組織で働く事が世間的に当たり前という認識があるので、本当にやりたい事でなくても妥協点を求めます。家族や親戚の目が気になる方も居るかと思います。私はそうでした。
◎待遇
今の給与、賞与、福利厚生等に満足出来れば幸せですよね。わざわざ自分から手放す理由もないです。全てアルバイト、派遣社員より好条件のケースが多いですし、勤続年数によって今以上の待遇も期待できます。
ローンも組めるし、家も簡単に借りられるし正社員最高ですね。社会的信用があります。フリーターよりいい事づくめですが、私が正社員として働いていた時に主にストレスを感じていた箇所も挙げさせてください。
▼毎日の同じ景色が苦しかった
特に朝の通勤時間、毎日早起きして同じ時間の電車に乗って同じ人を見かける。その風景が脳裏に焼き付いてとにかくしんどかったです。決して生産的な時間であるわけでもなく、毎日何も考えないでただ歩いていたので、脳が縮んだと思います。ただでさえ嫌な仕事のパワーをさらに強くしていました。
▼年上の人との対話
新卒の若造からしたら仕事で関わる人のほとんどが年上の方です。若いという理由で良くしてくれた方も居ましたが、中にはそうでない方もいました。私にとって、年上というだけで誰に対してもとりあえず敬わないといけないという事がとにかくストレスでした。尊敬する事に年齢は関係ないと思うのです。そうですゆとり世代です。
▼やってて楽しいと思う事が見つからない
とにかく楽しくなかったので何も捗らなかったです。最初は無理やりモチベーションを上げていましたが、次第に、必要最低限の仕事も出来なくなってきました。この話をすると社会人失格だと言われます。体調も崩して、このままじゃ迷惑をかけるし、私にとっても良くないと思ったので退職しました。
結論から言うと、今の私にフリーターである事の危機感はそれほどありません。それが良い事なのか悪い事かもよくわかりません。そもそも区別すること自体ナンセンスなのかもしれません。分からないからこそこれからも考え続けます。とりあえず今を楽しく生きてるからそれでいいのかとも思ってしまいます。今の積み重ねが未来なんじゃないかと思うのです。
楽しい事じゃ生活していけないと考える人もいますが、それはリスクを負ってないからではないかと思います。元手が1000円だけじゃ1000万円まで増やせないですよね。もちろん失敗する事も沢山あります。やっぱり実際に自分で行動してみないと分からないものです。人生ってそんなもんです。
これを書いてるうちにも色んな考えが出てきて訳がわからなくなってきます。だからこそ考え続けないといけないです。でもそれが苦しくもあり、楽しくもあって人間成長していくと思います。
とりあえず今は黙ってnote書いて、バイトしてたまに遊びます。
フリーター最高。