思想テクスト読解2024秋_ベンヤミン_類似性の理論13_20250115

最終の第十三段落まで進むことに。世俗的(profan)な読みと魔術的な(magisch)読みの対比。この(系統発生的な)推移を、単純に発展とは見ないで、危機の様式の変容とみている‥のか。時間に関わる尺度Zeitmaßが大事そうである。世俗と魔術とを一つのスカラで測るのではなく、時の異なる様式のように見ている‥のか。今と昔とに共通なテンポを保持することが、一直線的な発展史とは異なる歴史論に連なる‥のか。この点において、「歴史の概念について」の逆向きの救済論に接近しているように見える。やはり難しいテクスト。
原文も第十三段落(S. 5, Z. 29)まで終了ですにゃ。

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ネコイッチュ
ありがたしです。がんばりますですにゃ。