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ドイツ語歴史思想テクスト講義で使用 (この講義の録画経路は近日中に設置する予定です)

『ベンヤミン・アンソロジー』 河出文庫(河出書房新社) ヴァルター・ベンヤミン 山口裕之訳 
ベンヤミンはドイツに属するユダヤ人哲学者で、夭逝した人ですが数多くの重要なテクストを残しています。本書は多くのものの中から、その思想の精華のようなものを拾い出して訳出したものです。これまでの連続した講義の中で、ここに所収の「原語一般について また人間の言語について」、「暴力の批判的検討」、「翻訳者の課題」、「類似性の理論」、「歴史の概念について」を取り上げました(それぞれ面白く、大事なものばかりです〜)。
講義録画を採録することもできますが、これらについては別途、新たに小分けして吹き込んで(パワーポイントつきで 録画して)ここに掲示したい心づもりです。

版元での書誌は次のようになっています
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463483/

なおベンヤミンを自習する場合には、まずは、
『ベンヤミン・コレクション』 ちくま学芸文庫(筑摩書房) 浅井健二郎他 編訳 (複数巻)
『ベンヤミン著作集』 晶文社刊
を当たるのがよいでしょう。他にも多くの(岩波文庫を含む)単訳書が刊行されています。


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ネコイッチュ
ありがたしです。がんばりますですにゃ。