使いたくなる言葉
霊験あらたかを言いたくて(感じたくて)、鎌倉に行ってきた。
なんだかんだ毎年、年の初めあたりには必ず行ってる気がする。
鎌倉駅を降りて、まず最初に行くなら
やはり小町通りをまっすぐ行って鶴岡八幡宮。
初詣で賑わい、人がごった返してすらいる鶴岡八幡宮では
そうとは言わない気がした。
が、これはこれで嫌いではない雰囲気、むしろ好きまであると。
せっかくだからこの状態を表す言葉を見つけたい、もしくは作りたいと思った。
屋台がいくつか出ていて、お祭りまではいかない程度に盛り上がっている
荘厳な社の下であちこちでおみくじの結果に一喜一憂している人たち
冬の冷たい空気を溶かすように注がれる陽の光、おかげでポカポカしている
新年ポカポカ
ひとまず、この状況はそう呼ぶことに決めた
その後、竹のお庭で有名な報国寺や、建長寺で半僧坊まで登ってきたが
どちらも圧倒的に霊験あらたかを感じることができた。
仏像を前に手を合わせているとき、霊験あらたか
樹齢が長く立派な木を前にしたとき、霊験あらたか
たくさんの天狗像の様相に、霊験あらたか
ぶっちゃけ、使い方があってるかは微妙な気がするけど
あらたか、って言いたくなっちゃう語呂の良さね。
あらたかって、霊験あらたかでしか聞いたことないし言わないから
ここぞとばかりに言っておかないともったいないってことで。
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