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可愛い!と見せかけてのホラーゲーム!『Bendy and the ink machine』が秀逸すぎる
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
近々もう一個新しいことを始めようとしているのですが、それにも関係する話題。
カートゥーンホラー『ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン』が気になる
最近気になっているゲームがありまして、その名も『Bendy and the ink machine(ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン)』という作品。最初のリリースこそ2017年ということでかなり前の作品なので、知っている人には今更、といったタイトルなのかもしれません。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25967210/picture_pc_a2566bb62d57bb6466e13908df9c517b.jpg?width=1200)
この作品、初期カートゥーン映画を思わせる可愛いビジュアルなのですが、実はホラーゲーム。
「ア・ベンディ・カートゥーン」という架空のカートゥーン映画を制作していたアニメーション制作スタジオを舞台に繰り広げられる、不気味な冒険を体験することができます。
「ア・ベンディ・カートゥーン」の主人公ベンディくんがミッキーマウスを思わせるビジュアルになっていますが、ゲームを進めていくと、さらにミッキーマウスらしいIP展開を考えていたことが明らかになっています。
『ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン』の続編も登場!
本作はIGNのベストホラーゲームにも選出されるスマッシュヒット作品となりましてSteamで配信後、2018年にはPlayStation4やNintendo Switch、Xbox Oneでもリリースを果たしました。
さらに今年2020年2月にはスピンオフ作品、『Boris and the Dark Survival(ボリス・アンド・ザ・ダークサバイバル)』がリリースされたばかり。本作では『ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン』に登場したキャラクター、ボリスが主人公となった作品です。
そして同じく今年2020年、続編の『Bendy and the Dark Revival(ベンディ・アンド・ザ・ダークリバイバル』がリリースされることも発表済み。
まさにいまノリに乗っている作品なのです。
が、肝心の日本でのリリースは後手に回っている状況のよう。
最初は日本語版もなかったのですが、アップデートでやっと日本語字幕を対応。コンシューマゲーム版のリリースも、日本ではまだのようです。個人的には、Nintendo Switch版を待っているのですが、まだリリースの話は出てきていません。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25983768/picture_pc_74ab56351b01cdc7d16347a999914b19.jpg?width=1200)
インディー発ゲーム『CUP HEAD』のNintendo Switch版のリリースも海外から大幅に遅れてのリリースだったので、まだまだ時間はかかるかもしれません。
『ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン』の魅力とは
『ベンディー・アンド・ザ・インク・マシーン』の一番の魅力は、今までなかったカートゥーン × 本格ホラーという組み合わせ。すでにその発明だけで、本作の勝利は決まったというもの。ルックの魅力は大きいです。
もともと『サイレントヒル』のロビーくんしかり、『Five Nights at Freddy's』の機械人形しかり、ホラーと立体マスコットの一見アンバランスな組み合わせは、これまでもあったのですが、平面のカートゥーンキャラクターというのは意外となかったので、新鮮でした。
(最も、ゲームで出てくるベンディくんがそのままの姿で出てくるとは言えないところがまた面白いのですが…)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25985475/picture_pc_95b71de19bc1f251de8221546a3f47b6.jpg)
美術も魅力的。
ゲーム画面で使われる色は限られていて、古びた紙のような黄色をベースに黒インクだけで描かれたような世界観となっていて、これが新しい。
ホラーゲームでお馴染みの出血描写も“インク”をキーアイテムとすることで、雰囲気を壊さずにポップなゲームにすることに成功しています。見事なアイディアです。
『CUPHEAD』のヒットもそうですが、往年のアニメーション映画が、こうして一様式になっていくのは面白いところ。今後もホラーゲームに限らず、“古典カートゥーン調の○○”というのは増えていきそうです。
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