【活動記録】第4回 食材配布イベントの振り返り
こんにちは!8/29に第4回の食品配布を実施しました!今回は目黒区内の250の掲示版にチラシが掲載されましたが、どのような結果だったか振り返ります(ドキドキ!)
1. 活動実績
【食材の配布量】
合計50食分
(食材25kg。うち、食材 1 kg は寄贈食品、前回から-4.5kg)
※2万円の寄付をいただき、全額食材の調達に活用いたしました
【食材の配布先】
・目黒区在中の一般家庭4世帯 (前回から+3)
※5世帯のご予約をいただきましたが、事情により1世帯分は保管しています
【食材の内容】
お米、パスタ、サバ缶、カレー粉、スープの素、トマトソース、調味料、コーンフレークなど。
今回は、5世帯分の予約枠に対し、3倍の15件の受取希望をいただきました。(受け付けられなかった分は、同じ目黒区で活動している別のフードバンク団体さんを紹介するなど、他団体との連携を行いました)
チラシを目黒区の掲示板に掲載して3日程で予約枠が埋まってしまったため、潜在的には1ヶ月に50世帯分のニーズがあるかもしれません。
やはり、今までの仮説は正しく、これまでは存在しているニーズにリーチ出来ていなかったと改めて認識しました。活動体制を整え、より多くの人にサービスが提供できるようにしたいです。
また、今回は非常に嬉しいことにチラシをみた区民の方から活動支援として、2万円の寄付もいただきました。地域の皆様に参加してもらい、誰でも食品が受け取れる環境を作る(フードセーフティネットの構築)、という目指すべき姿に一歩近づいた気がしました。また、継続的に活動を支援・参加していただく仕組みも準備中です!
チラシを配布する時間・労力が削減されたので、サービスの向上に努めていきたいです!(早速わきくんがHPを利用者目線で使いやすい、わかりやすい形に改修してくれました!)
2. 食品調達について
今回は、メンバーの同僚の方から約1kgの食品寄贈がありました。(ありがとうございます!!!)
しかし、まだ5世帯分全てを賄うほど食品寄贈を受けられておりません。
個人世帯からの寄贈は量的に限られていると認識しており、企業(食品を扱う小売店、メーカーそして防災備蓄品を持つ一般企業)や公的機関との連携に取り組む必要があります。
他フードバンク団体さんから、東京都の防災備蓄品提供情報を連携いただきましたが、このように公的機関もフードロス削減のための仕組みづくりを進めている認識です。うまく既存の仕組みに乗ることも、食品調達をうまく行うポイントと学びました!
また、フードバンクへの協力は食品小売店、製造業しかできないと考えられる一般企業もあると思いますが、実は防災備蓄品にも賞味期限があるので、その寄贈を行うという形でも活動に参加していただけます!
今月は防災の日もあり、防災備蓄品の見直しも多くのご家庭、企業でされると思います。まず、防災食品の味に慣れるという目的でご家庭で食べてみることが大切です。
ただ、食べきれない量の食品がある場合は、フードバンクへの寄付で、誰でも食品が受け取れる環境づくり(フードセーフティネットの構築)にご参加ください!
3. まとめ
・上限の5世帯分の3倍の受取希望があり、1ヶ月で50世帯分のニーズがある可能性あり
・区民の方からの金銭的寄付があり、地域で誰でも食品が受け取れる環境を作る(フードセーフティネットの構築)、というゴールに一歩近づいた
・食品調達は、個人世帯だけでなく公的機関の築いている既存の食品循環の仕組みも利用する
次回は9/19に開催になります。ご意見やコメント、アドバイスなどはこちらから受付けていますので、ぜひ誰でも食品が受け取れる環境づくり(フードセーフティネットの構築)にご参加ください!