「学びを学ぶ」伊那谷で探究する1日を一緒に過ごしませんか?
子どもたちにどんな風に進路を選んでほしいと考えていますか?
こんにちは。neighbor_shipの井崎です。今日はそんな疑問について、すこしヒントになるかもしれないイベントのご紹介です。
いま地域の中核を担う4,50代は、テストでいい点をとって、いい成績をもらって、いい進学をして就職をすることが、将来の選択の大きい考え方だったのではないでしょうか。
でも今になって、自分たちが暮らしている生活や仕事の日常は、テストの点がよいことよりももっと大事なことがあるよね、っていう実感はきっと皆さんお持ちなんだと思います。
社会が大きく変化していると言われる時代になって、社会が求めている人材は知識が豊富な人ではなく自分で考え判断できる人だ、とかコミュニケーション能力といったソフトスキルを磨くべきだ、といった話もよく聞くようになりました。
不安なのは私たち「大人」
でもテストの点数や偏差値、といったわかりやすい数字で示されない、主体性だとか協調性だとか、創造性だとか、いわゆるこれからの社会で必要だと言われているソフトスキルを身に着けるって、そもそもどういうことなんだろう、点数のように客観的に判断できない能力はどう評価されるのかわからない。
そして、いざ、自分や親せき、地域の子どもの進学や将来を考えてみると、とりあえず勉強はしといてほしいし、テストの点が悪いと怒ってしまう、なんてことになってしまう。
それってなぜだと思いますか?
私が思うに、私たちが「不安」だから、です。
子どもたちには幸せな人生を送ってほしい。
幸せを決める大きな条件は自分たちの世代では「勉強ができる」こととされていた。
今の社会、それはなにか違うのではというモヤモヤはある。
でも勉強を一番の優先事項にしなくてもいいよと言えるだけの勇気は持てない…
これ、実は私の経験です。子ども2人が大学に進学しましたが、進路を考える中で親としてこんな葛藤の中にいました。
探究的な学びと出会ってから自分自身の考え方に変化があって、地域の子どもたちに対してはそれが言えても、いざ自分の子どもに対しては迷いが生じるという矛盾も経験しました。
大人も子どもも、自分の可能性を信じて進めるように
もちろん「学校の勉強」は必要なことで、それが子どもの可能性を広げるツールであることは間違いありません。でも、それは一つのツールに過ぎません。
子どもたちには学校の勉強がすべてではなくて、いろんな可能性から自分の将来を自分で決められる力を育くんでほしい。そして大人の皆さんには、それでいいんだと自信をもって子どもたちに伝えてほしい。neighbor_shipの活動の想いはそこにあります。
今回のイベントでは、これからの社会に必要な学びの姿を、4名の講師の皆さんからお伝えいただきます。皆さんの不安や疑問が「これでいいんだな」と感じられるヒントが詰まっているはずです。
「学び」を学ぶ。 伊那谷の「探究」を探究する1日
スケジュールと講師のプロフィール
10:00~の唐澤氏、難波氏からは今の中高の学びの現状と子どもたちの変化を、11:30~の川地氏からは、大学がどんな生徒を求めているのか、そしてどんな人材を社会に送り出そうとしているのか、そして14:00~の藤原氏からは、そもそもなぜこれからの社会において「探究」が必要なのかその核になる部分をお話いただきます。
興味がある、都合が合う時間のみのご参加も歓迎です。
お申し込みはこちらから
https://forms.gle/vQWebaAyjB1b9X2p8