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お盆で遊ぶ 春

山の講団子…木地師(屋)には山の講というお祭りが、3月と11月にあります。その時は上のような団子を入れたお汁粉を食べ、仕事もお休みです。

お盆は食器を乗せるのに重宝します。そして、いろんな場面で使っていただけます。自分好みの場面を作ってみましょう。正解に縛られがちでうんざりしたら、のびやかにお盆で遊ぶのも手です。




庭さきの野趣


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水仙は20年前に植えたまま、フキノトウは10年ほど前お隣さんにいただき鉢から地面に広がりました。雨水とお日様と土で、巡る季節のなか健やかに育っています。お盆を花台に見立て活ければ、野趣ある姿が美しく新鮮です。




おひなさま


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立派に飾る雛人形がなくても、三月と聞けばやはりひな祭りです。お雛様の絵と三色団子に桃の花で、ちょっと気分を楽しんでいます。季節ごとの年中行事は、暮らしの根っこに栄養をくれるような気がします。




ささやかな酒宴


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吞兵衛なので晩酌は欠かせないのですが、たいてい老夫婦の差し向かい… そこで異国のお人形(骨董品)の登場、ほう、なかなかの美女で場が華やぐなぁ~ おつまみは、潮かつおと菜の花のおひたし。


最後はちょっと悪乗りでしたが、お盆一枚でいろんな場面を楽しんでいただけそうです。青空に浮かぶ白い雲を見ていると、色んな空想が湧いてきますね。その雲ようにお盆も、食器だけじゃなく人の望みまで乗せてくれる優しくて自由な器のように感じます。


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