「あなたの一番好きな曲は?」と聞かれたことをきっかけに、自分らしさについて考えた話
こんにちは、NegiPANです。
今日は「自分らしさ」を知る、自己分析について書いてみます。
自己分析と言うと、就活のときにやるもの、と考えがちですが普段から自分自身のことをよく知っておくことも人生においてかなり大切なんじゃないかな、というお話です。
最近、娘から唐突に質問され、即答できませんでした。
「お母さんの一番好きな歌ってなに?」
皆さんだったら、こんな質問にどう答えますか?
即答できるような一曲は、ありますか?
◆自分を表すような一曲を探してみて気づく、自分自身の変化
実際に質問されてみると、即答は難しく・・・しばらく考え込んでしまった。
パッと浮かぶ曲は全くなくて、自分が好きなアーティストの曲や、かつてよく聞いていた曲を記憶の引き出しから引っ張り出して悩むような状況に陥った。
過去に好きだった曲や、何度も一曲リピートした曲、着メロや着うたにしていた曲など、様々な曲を思い浮かべてみたがピンとくる曲がない。
選んだ一曲が、自分自身を表す曲になるような気がして、「この曲は好きだけど、私のイメージではないかも」なんて考えていたら、なかなか一曲が選べなかったのだ。
曲だけでなく、歌詞まで思い出しながら、自分らしい一曲を探した。
なんだか、就活の自己分析をしているような気分になった。
(最終的に私が選んだ一曲については、最後に改めて・・・)
◆自分の好きなものを100個書き出して、今の自分を知る
時を同じくして、数年前の手帳を発見して久々に開く機会があった。
そこには、自分の好きなものやこと、場所などを100個書き出すべく、試行錯誤したメモが残っていた。
好きな食べ物や、好きな本、好きなアーティストや趣味や場所。
数年前の自分が好きだったものやことが溢れていて、懐かしい気持ちになった。
それは、数年前から自分の好きなものやことが、気付かぬうちに変化していたことに気付いた瞬間だった。
ただ単語を書き出すだけでも、そこには「自分らしさ」がしっかりと現れてくる。
そして、その「自分らしさ」は変わらないところを残しつつ、少しずつ変化していくようだ。
今度改めて、今の好きなことやものを100個、書き出してみようと思った。
◆自分でも気付かないくらい少しずつ、変化していく価値観を追いかける
「自分のことは、自分が一番よくわかっている」
・・・と言いたいところだが、実際はどうだろう。
注意していないと、変化していく「自分らしさ」を見失ってしまうかもしれない。
私は、昔からことあるごとに自分自身を見つめ直すことが好きな方だったと思う。
何かを決めて、自分の人生を前に進めていくためには、自分の本当に好きなものや欲しいもの、といった「自分らしさ」をしっかりと把握しておかなければいけない気がするからだ。
決断を迫られたときに困らないように、普段から自分自身のことをよく知っておくことって、実はとても大切なことなのではないだろうか。
◆就活も、まずは自己分析が一番の近道であり、成功の秘訣
大切な決断、と言えばやはり就活は外せない。
日頃から自分自身のことをしっかり把握できているなら、改めて自己分析なんてする必要はないかもしれない。
ただ、学生のうちに自己分析がしっかりできている人は、残念ながらかなり少ない気がする。
学生時代を終えようとする段階で、「自分らしさ」はしっかりと形成されているはずだ。
自分と言う商品を企業に売り込むためには、まずしっかりと「自分らしさ」という特徴を把握して、適切にアピールする必要がある。
まずは自分自身のことをしっかり見つめる時間を取った上で就活を進めていくことが、遠回りのように見えて内定への近道になるのではないだろうか。
(売り込むべき商品のことをしっかり把握しないまま、やみくもにアピールしたって説得力はないし、売れる気がしない)
そして、しっかり自分自身のことを見つめた上で企業を選べば、入社後のミスマッチも減らせるはず。
自分のキャリアを考えたり、転職を考えるタイミングにおいても、同様にその時点での自分についてしっかり見つめて把握することからはじめることが大切だと言えそうだ。
◆最後に(おまけ)
悩んだ結果、私が選んだ一曲は「やさしさに包まれたなら」でした。
小学生の頃から好きだったミスチルでも、大好きでめちゃくちゃ聴いたクラムボンのサラウンドでもなく。
しばらくは、この曲が私のテーマソングです。
早速LINEのBGMに設定してみました。笑
・・・ちなみに、娘の好きな一曲を聞き返してみたらなんと<Official髭男dism>とのことで、想定外すぎる答えに「そこー!?」となり、母は盛大にズッコケました。笑