好きなことと役に立つこと
人文系の教育と研究に関してこの頃思っていることを話す回になりました。
なぜかうまく話せない話題/友人の個展を見に行って/好きな仕事ができていいよね/好きなことを突き詰めた職業/問いかけに答える/「歴史が好き」のなかに潜む微妙さ/好きなことを役に立つことにするためには/自己表現と納得感の先にあるもの/期待してくれる人を増やしていく/会をつくる
続編です
前回の続き…/なぜ「人文系は何の役に立つか」と考え続けるのか?/そもそも社会が変わっている/国家須要の学とされた時代と現在/ビジネスと教養/読書は仕事の役に立つのか/『UP』掲載の文章「日中の読書史を比べ読む」/中国史上の読書論争/読書は趣味にとどまるのか/社会変革が実感できる時代と経済性が優先される時代/「ノイズ」になってしまう他者のコンテクスト/他人の考えに触れる機会/共感がすべてか/わかりあえそうもないものに付き合う/会議の議事録取りが上手くなる?/いろんな人の話に興味を持つ訓練/次回へ続く…
参考文献
完結編です。
前回の続き…/脱線も「ノイズ」?/最短でゴールに着くために人の話に耳を傾けるのは無駄か/人の話を聞いていない人のコメント/いろいろな分野の本を読む/松岡正剛の千夜千冊/ある妄想/技術革新が構想を塗り替える/どうしたら博覧強記の人になれるか/博覧強記は求められなくなっている?/教養への期待が変わった?/なんでも知っている個人よりも/力をあわせれば乗り越えられること/One-pieceの「仲間」/再び「好きなことを役立てるには仲間を作ること」について/自分の問題を解決したら次は/専門的であることを手放さず、理解を得る道を諦めず