NEG広報note

日本電気硝子株式会社の広報グループです。ここでは、通常の企業情報では伝えきれない当社の取り組みや挑戦をお届けします。最先端ガラス技術の裏側にあるストーリー、社員の想い、社会貢献活動など、多角的な視点から当社の「今」をわかりやすくお伝えしていきます。

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特殊ガラスで世界をリードする~ 日本電気硝子の素顔~

「ガラス」と言えば何を思い浮かべますか?窓ですか?それとも瓶や食器?誰もが知る「ガラス」。ですが、見た目も、その特徴や性質も、またその用途についても、普段ガラスに抱くイメージとは異なる「特殊ガラス」という存在をご存じでしょうか? ガラスなのに紙よりも薄く、しなやかに曲げたり巻いたりできる。毛髪よりも細い繊維状(ファイバー)になって自動車部材や建築材料の強化に使われる…。本記事では、知れば知るほど驚く「特殊」な形状や性質、機能を持ち、世界中で活用されている「特殊ガラス」のトッ

    • 国内メーカー初。折りたたみスマホに”日本製”の超薄板ガラスが採用

      折りたたみスマホの出荷台数は増加傾向スマートフォン(スマホ)のデザインと言えば、一枚板の形状が一般的です。しかしここ数年、変化の兆しが見えています。かつてフィーチャーフォン(俗称:ガラケー)ではよく見かけた、折りたたみ式がスマホでも普及してきています。MM総研は国内における折りたたみスマホの出荷台数が、2028年度には2023年度比で約8倍の181万台になるとの予測を発表しています。折りたたみ式スマホを手に取っているのは、ガラケー時代に折りたたみ式に慣れていた40代以上や、高

      • 滋賀と共に70年、日本電気硝子が描く"地域貢献活動"

        1949年、滋賀県大津市の琵琶湖のほとりに創業。以来70年以上にわたりさまざまな特殊ガラスを開発・製造し、世界中に提供してきた日本電気硝子(NEG)。現在ではグローバルに事業展開する世界的な特殊ガラスの総合メーカーへと成長しましたが、今でも国内の主要な生産拠点は全て滋賀県内に構える企業として、地域社会・自然との共生を大切に、多様な地域貢献活動を続けています。 例えば、事業場内で育てた何万株もの花苗を地域に寄贈したり、将来を担う子供たちに科学への親しみをもってもらえるよう教育

        • 滋賀の森林が抱える不法投棄問題‐J-クレジット購入を通じて見えてきたものとは‐

          滋賀県大津市に本社を置き、琵琶湖の周辺に複数の製造拠点を持つ日本電気硝子(以下、NEG)では、環境保全と地域貢献をCSR活動の最重点課題に位置付け、「地域社会とともに発展していくこと」を目指して様々な取り組みを行っています。 NEGでは、2018年からJ-クレジット(★参照)購入を開始して以来、地域に根ざした地域貢献や環境保全活動ができないか考えてきました。2024年には、J-クレジット購入を通じた地域の方々との交流から林道環境美化活動(通称:クリーン作戦)に参加しました。

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        特殊ガラスで世界をリードする~ 日本電気硝子の素顔~

          変化する子ども食堂の存在意義、民間企業からの支援は必須のものに

          日本電気硝子(以下、NEG)では、これまで様々な地域貢献活動を実施しています。コロナパンデミックをきっかけに地域のつながりの希薄化が懸念される中、滋賀県と滋賀県社会福祉協議会(以下、県社協)が協働ですすめる「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」に賛同し、新たに始めたのが子どもを真ん中においた地域づくり活動の1つである子ども食堂の支援です。関係者にお話を伺い、子ども食堂の現状と課題について考えます。 「孤食」から「共食」へ。広がる子ども食堂子ども食堂は、2012年に東京都大田区

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          できるだけ少ないエネルギーでガラスを製造することが競争力向上につながる

          日本電気硝子(NEG)でも、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという目標(2022年2月公表)を掲げて様々な取り組みを行っています。 「自然との共生」を大切な価値観として掲げ、時代に先駆けていち早く環境保全に取り組んで来たNEG。その背景や、カーボンニュートラル達成のために何が行われているのかなどについて、山崎博樹(やまざき ひろき)取締役常務執行役員(環境担当)と金谷 仁(かなやひとし)常務執行役員(プロセス技術担当)に話を伺いました。       高度経済

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          持続可能な開発・発展が可能な素材「ガラス」

          マイクロプラスチックと何が違う?SDGs(持続可能な開発目標)達成への課題として、海面を漂う大量のプラスチックごみの問題が取り上げられているのはみなさんもご存じのことと思います。陸や海で廃棄されたビニール袋やペットボトルなどの大きなプラスチックゴミはもとより、最近では、それらが細かく砕けたマイクロプラスチックの問題がクローズアップされています。 一方、海辺に遊びに行き、砂浜で様々な色のきれいなガラス片を拾った記憶はありませんか?「海の宝石」や「シーグラス」、「ビーチグラス

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          障害者雇用、法定雇用率の2倍を目指す

          日本電気硝子(以下、NEG)グループの中でも異彩を放つ存在と言えば、障害者雇用の特例子会社である「電気硝子ユニバーサポート株式会社」(以下、ユニバーサポート)が挙げられます。2024年6月1日現在の従業員数は174名、そのうちの実に約41%に当たる72名が障害者です。彼らはNEGグループが持つ3つの事業場で健常者の従業員と一緒に働いています。今回はユニバーサポートの代表取締役専務 千坂 貴さん、業務本部長 鹿城 和彦さん、障害者雇用統括部長 中﨑 法子さんに話を伺い、同社の目

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          日台企業が挑む次世代スピーカーの世界

          振動板(ダイヤフラム)とは ガラスの振動板(ダイヤフラム)とは 下図が特殊ガラスのリーディングカンパニー日本電気硝子(NEG)と、台湾のガラス振動板メーカー「GAIT」社とのコラボレーションによって開発されたガラス振動板。NEGの特殊ガラスDinorex UTG®をGAITの高い技術力で加工し生み出された新製品です。ガラスを用いることで、外観の美しさに加え、音響性能も向上するのです。 この「一見ガラスの器のように見える」ガラス振動板に、どのような秘密があるのでしょうか?

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