人間関係に悩まずにはいられん
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人間関係に悩まずにはいられん
私はカウンセラー(心理師)という仕事をしています。初めてお会いする人に職業を伝えると「人のこころが読めたりするんですか?」と聴かれます。この仕事をしている人、あるあるです。実際、100回以上聴かれた気がします。そう聴かれた時に「誰のこころを知りたいのですか?」と尋ねると、たいていの場合、身近な人間、親、兄弟、友達、恋人などと答えます。多くの人は人が何を考えているか、自分をどのように評価しているのかが気になって仕方がないのです。そして、人は気になると悩み始める動物なのです。そのような人間関係にお悩みの方々のニーズにお応えする形で、2023年8月末に「『認知行動療法』を応用した少しラクになる方法・人間関係編」のセミナーを開催しました。満員御礼、キャンセル待ちが出たり、お花を送っていただいたり、関わってくれた方々、本当にありがとうございます。
人間関係の中で人は喜びや幸せを感じます。同時に悩みや悲しみも感じます。人間関係で悩んでいるほとんどが相手の言葉にしていないこと、つまり、自分の頭の中で考えたことに苦しめられます。「あの人は私のことを嫌っている」といった感じです。また、実際、相手に言われた言葉を自分なりに解釈しすぎたり、生じていない出来事を起こるものだと考えたりして、悩み続けてしまうことが多いです。それではラクに生きにくい。そこで活躍するのがカウンセリングで用いられる認知行動療法のエッセンスです。認知行動療法について詳しくはググっていただくとして、簡単にいえば自分自身の「考え」と「行動」を変化させることで物事を解決していく手段です。
人間関係を楽にしていくためには。まず、人間関係のルールを知っておかなければいけません。以下のようなものです(※学術的なものではありません)。
すべて説明するのは文字数的にも難しいですし、是非、次回セミナーがありましたら参加していただければと思います。総じていえば、人間関係に関する自分自身の枠組み(認知)の整理をするということです。どうしても私たちの多くは義務教育や周りの大人たちから「人と仲良くしないさい」とか「人に優しくしなさい」などと言われ育ちます。そのような枠組みやルールは多くの場合、効果的に働くことが多いですが、現実で生きているとその考え方ではうまく行かないことが多々あります。枠組みを守ろうとするあまり苦悩が生じてしまうわけです。絵本やアニメでは最後に悪者も良者と手を組むこともありますが、現実はうまくいかない。では、どのように対処していくのか・・・について2時間でした。
考え方を変えるコツ、考え方だけでは解決できない時にした方が良い方法などを紹介しながら進めさせていただきました。本来であれば、この場ですべて紹介したいのですが、そこは参加していただいた皆様のみ知るということで…参加料をいただいておりますのでご了承ください。
「ケチだな、コイツ」と思われた、この文章を読んでいただいた方!!そう、そこのあなた!今すぐに「認知行動療法 人間関係」とインターネットで調べてみてください。そこには様々な人間関係をラクにさせる方法が書かれています。騙されたと思ってググってください。その行動がラクになる第一歩になります。どんな状況も何気ない一歩が大きな変化につながります。ちょっとでも気になった人は次回セミナー開催時にお気軽にご参加ください。