思想や言説の力をナメたことによって、むしろその奴隷と化す人たちのこと

　昨日のエントリでは言葉の定義を明確にすることの重要性について述べたけれども、そのようにしてクリアなものとされた術語や概念を積み重ねて、説得力のある思想を語ることは当然ながらそれ以上に重要である。ただ、本邦では残念ながら、言葉や思想が現実に有する力のヤバさについては、あまり敏感でない人が多いようだ。

憲法14条1項は「差別すべき合理的な理由なくして差別することを禁止している趣旨」なので「事柄の性質に即応して合理的と認められる差別的取扱をすること」は同条項に違反しないというのが判例ですから、現代日本の制度的な男女差別にも「合理的な理由」があるということなんでしょう（ほんまかいな🐣

— ニー仏 (@neetbuddhist) January 8, 2023