「公の約束」に伴うリスクとメリット

　よくいわれることであるが、物事は何でも「とりあえず着手する」ことが肝要だし、勢い任せでもとにかく作業を開始することができたなら、成功は半分約束されたようなものである。私もかつて作文について、「書きはじめる」ことの大切さを説くエントリを、noteに書いたことがあった。

　ただ、半分はしょせん半分であるから、作業に着手したからといって、後は放置していれば小人さんたちが自動的に完成させてくれるというわけにはいかないのも当然のことである。事前の意図どおりに成功を収めるためには残りの半分、つまり、はじめた作業を継続することが必要だ。