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四十九日を迎えました
今日、父の四十九日を迎えました。
特に法要のようなことはしなかったので、私は今日も家に一人。
でもいつもより大きめの供花や、父が好きだったお菓子や果物、飲み物を供えました。
実は父は10年以上前に喉の大きな病気で手術をして以来、固形物を食べることが出来なくなりメインの食事は流動食だったので、父の好きだった食べ物を思い出すのに少し時間がかかりました。
確かリンゴやリンゴジュースは好きだったはずなので、リンゴをお供え。
そして、「朝飯はこれだけでもいいくらいだよな」とか言っていた、クリームとジャムをカステラっぽい生地でサンドしたお菓子。
さらに、ガラナというコーラっぽい炭酸飲料。
あと夜は、父が好きだったお刺身や酢の物、イカの唐揚げを準備したので、それを少し分けてお供えして手を合わせました。
今日で気持ち的には一区切りですが、まだまだ受け入れるには時間がかかりそうです。
父は飲み込みに問題がありましたが、手術で声帯もとったので声も不自由でした。
なので、人工喉頭という機械を首にあてて話していました。
機械と言っても片手で持てるサイズで、出かけるときはポケットに入れて持ち運べるものです。
父が亡くなった後、副葬品(お棺に入れるもの)の話になった時に、この人工喉頭を入れようか迷いました。
亡くなった当日の夜に対応してくれた葬祭業者の方は、入れることが出来るかどうかは確認が必要だと話したうえで、「向こうに行ったら一番元気だった頃の体に戻るという話もありますよ」とおっしゃったので、それなら入れる必要がないのかなと思いました。
でも、次の日から担当してくれた方(メインで葬儀を仕切ってくれた方)は、電池を取れば入れることが出来ると言ってくれて、「愛用の品だったわけですし、皆さんには使えないものですから、入れても大丈夫ですよ」と言ってくれたので、結局入れることにしました。
向こうの世界の解釈も色々なものがあるんだなと思いましたが、もし「一番元気だった頃の体に戻る」のだとしたら、それはいいことだけど、一番元気だった頃が私が生まれる前だったとしたら、私のことを覚えてくれているのかしら?とちょっと不安になりました😅
戻るのは体だけならいいんですけどね😌