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猫柳 六
2021年12月14日 08:35
空がひとつそれはあなたにもあるいつも来ていて いつも帰らないそれは今夜も紺色のおばけになるだからそれはいつも届かない何故いつもその下にいるのかきっとずっと触れないのに空と星とあなたと空っぽのわたし空っぽのわたしいつも泣くみたいに雨が降る雪は水玉になりながらわたしの頭を濡らすばかにされてるみたい笑うあなたと空っぽのわたし