ヒノキについて
入浴料の香りづけを「ヒノキ精油」にしたので、今回はヒノキの精油について書いてみたいと思います。
ヒノキの名前の由来は「火の木」。
火をおこす木として使われていたことから来ていると言われています。
また、「日の木」という説もあるそうで、太陽の木という意味から来ているらしいです。
ヒノキの葉はサワラと酷似していて一見、わかりにくいですが、
葉の裏がY字にになっているものがヒノキです。
香りの特徴
ヒノキは「森林浴効果」の働きかけをしてくれます。
木、枝葉、葉 それぞれから精油を抽出することができますが、それぞれ違う性質を持っています。
葉は木に比べてグリーンを感じるフレッシュ感。高揚感。
木はホッとする落ち着き感。(檜風呂のような香り)
枝葉はその中間に値します。
因みに全然関係ありませんが、私は木部が一番好きです(笑)
ヒノキは記憶の減退を予防できる「プルースト効果」と呼ばれる現象が十分に期待できると言われています。
とても日本人には馴染みがあり、懐かしい感じがする香りなので、ヒノキの入浴料は安心感を与えてくれると思います。
神社仏閣はヒノキで作られ、住宅の材料としても使われ、馴染み深い香りとして記憶のどこかで覚えていることでしょう。
最近の住宅構造でヒノキが使われているかはわかりませんが、新築の香りとしても馴染み深いかな。と思います。
日本産精油は、日本人が一番親しみを持てる精油だと考えています。
ヒノキはその中でも一番馴染み深い香り。
ホッとしたいときに。不安に駆られてしまったときに。
芳香浴をしてみてはいかがでしょう。