![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124251708/rectangle_large_type_2_e307dcd48d68bf9e5a3bbeaa579da347.jpeg?width=1200)
猫さんの腸重積の写真
今年の8月、我が家の猫さんが腸重積になり、腸を一部切除する手術をした。
その手術のときの写真である。
その後の説明のために先生が撮影してくれていたようだ。ありがてぇ。
参考になればこれ幸い。
なお、手術時の写真の権利は手術をしていただいた動物病院に帰属する。
転載は禁止だ!
⚠️刺激が強い画像が含まれるため、苦手な方は閲覧を控えてほしい。
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![小腸が大腸の中に潜り込んでいる状態の写真。転載禁止。](https://assets.st-note.com/img/1702273508953-oycavBlwTg.jpg?width=1200)
![重積の箇所を示す写真。転載禁止。](https://assets.st-note.com/img/1702273585075-aUiZvpr9Hq.jpg?width=1200)
![切除した重積の写真。およそ7センチ。転載禁止。](https://assets.st-note.com/img/1702273672278-gWNcTyqvNy.jpg?width=1200)
![重積を切り開いている写真。転載禁止。](https://assets.st-note.com/img/1702273705068-dv9ajr00rV.jpg?width=1200)
![重積を切り開いた内部に腫瘍があった写真。転載禁止。](https://assets.st-note.com/img/1702273758282-Z83zclfPiJ.jpg?width=1200)
手術日までは大変であった。
排便したいけど出ない「しぶり」があり、何度も排便の姿勢をとる猫さん。
汚れたトイレはぜったい使いたくない神経質な猫さん。
私がトイレを片付けるのを待たずに便意が来るため、私のオフトゥンでしゃがみまくった。
私のオフトゥンは血の混ざったウンチと腸粘液で毎日こんな状況であった。
一日に何度も洗濯を強いられ、体力が乏しい私はマジで半泣きであった。
![ウンチまみれの私のオフトゥン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124143816/picture_pc_77c25ae4f1347d6dcdaa61c3e5c989d9.jpg?width=1200)
そのうち、ウンチは出ずに血と粘液だけが出るという状態になった。
![私のオフトゥンに出た血と粘液](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124143564/picture_pc_14028759cc96a47c5fa1de28c5bb8dac.jpg?width=1200)
食事も大変だった。
この猫さんはおデブ。
食欲がなくなって体重がだいぶ減ってしまったんだが(7.8キロ→5キロ)、おデブ猫は絶食すると、肝リピドーシスという症状を起こし、命にかかわる場合があるのである。
なんでもいいから何かを口にしてほしい。
ちゅ〜るは食べてくれたので、一日に何本も食べさせた。
ちなみに水は自発的にしっかり飲んでくれていた。
ところで、猫さんは痩せにくいと聞いていたが、それを今回のことで実感した。
食欲がなくなってあまり食べなくなって体重がだいぶ減ってしまったのに、脂肪は残っていたのだ。
脂肪は減らずに筋肉だけが減った。
ゆえに、痩せたら筋力が乏しくなり、歩く姿は足元がふらつきヘロヘロであった。
ちなみに私も不安によるストレスでヘロヘロであった。
動物病院の診察室で虚脱し、少し休ませてもらったりしていた。
まったく困ったものである。
猫さんの退院時の体重は5.6キロ。
先日、ウンチに血が混じっていたので心配になり診察してもらったんだが、体重は6.6キロになっていて嬉しかった!
そして血便は、ただの下痢であったようだ。
整腸薬で回復した。
以前は肥満を解消させねばと、太っていることを心配していたのだが、今はむしろ、痩せてしまうほうが不安に思うようになった。
というのも、腫瘍の病理検査の結果、悪性度の高いMALTリンパ腫ということで、再発のリスクが高いのだ。
先生から、予後の生存は中央値で7〜10か月と言われている。
だから体重減少が不安なんだが、毎日体重を測っていたら余計に不安を増幅させてしまう気がするため、あえて測らないでいる。
今のところ、よく食べてくれて元気である。
私のいちばんの心配は、お金がないせいで治療をさせてあげられないことである。
猫さんはいずれ亡くなるし、それは仕方のないことである。
だが、お金がないせいで治療をしてあげられず、何もできないまま衰弱していく猫さんをただ見守るしかないなんてことは、絶対にイヤなのである。
私は福祉ライフ。
貯金はほんの少しずつしかできない。
せめてもう一回手術が可能なくらい貯金が回復するまで、猫さんには元気でいてほしい。
あわよくば再発することなく寿命を全うしてほしいと思うのである。
![ヒーターの前で暖をとる最近の猫さんの写真。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124248738/picture_pc_505bf0fc57bda3a1c510ad8455c53141.jpg?width=1200)
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