1人在宅勤務中、思いがけず胸が温かくなったこと
仕事で、会社の人ほとんど全員が参加するオンラインイベントがあった。
そこで感じた自分の気持ちの動きが思ったより大きく、自分でもびっくりしたので記録として残しておきたい。
今職場は基本在宅勤務で、私も週5で在宅勤務。誰かに会うことなんて全然ない。会社の人と連絡取るのは基本チャットかメール。たまに電話。
部署の雑談部屋的なチャットルームもあるけど、話している人はいつも大体一緒で、私は見てることがほとんど。同じ部署の人はかなり年上の方が多くて、話題もあまり合わない。
リモートワークで雑談が減ってしまうというのはよく聞く話だけど、私も漏れなくその弊害を感じていて、なんとなく寂しい日々。
◇
そんな中あった会社のオンラインイベント。
300〜400人近い人が参加していて、基本はプレゼンターの話を聞くスタイルなんだけど、少しだけみんなで顔出ししたり、マイクオンにするタイミングがあった。
そこで久しぶりに知っている人たちの顔を見たとき
自分でもびっくりするくらい、”嬉しい”という気持ちが溢れて出てきた。
話したわけでもないのに。
顔がチラッと見えただけで、こんなに嬉しいのか。
私いま絶対、すごいニヤついてる。
「あ、〇〇さんだ!顔見るの久しぶりだな〜変わらず元気そう(画面のこっち側でにっこりする自分)」
次々と映る知り合いの姿に、気持ちがどんどん温かくなっていくのに気付いた。
私こんなに人が恋しかったんだ。
私ってこんなに人が好きなんだ。
想像以上に胸があったかくなって、こんな気持ちあまりに久しぶりで、自分の中で結構衝撃だった。
みんな全国いろんな場所で働いているけど、今はこのオンラインで全員が繋がってるのかと思うと、その事実にもちょっと感動した。
在宅勤務って、今まで職場でおこってた『偶然』が完全になくなる。
コピー機のところで一緒になった人と少し雑談をしたり。
廊下ですれ違った時に挨拶をしたり。
デスクにある可愛い小物を見て、声をかけてみたり。
私ってそういう時間をすごく大切にしてたんだなって、改めて気付かされた。
会っていたら考える前に出来ることが、リモートだと全然できない。
雑談チャットに一言書くのにもすごく勇気がいる。
たぶん、私は人一倍、人と会うことが好きで、目で見て感じる情報を大切にしていたんだな。
ちょっと緊張するけど、今日顔が見れて嬉しかった人に、明日少し電話でもしてみようかな。
「昨日お顔見たら、なんだか話したくなっちゃって。」
相手もきっと、ちょっと嬉しい気持ちになってくれるよね。
そんな勇気をくれた瞬間だった。
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