9月の振り返り(休職日記)
前月よりは幾分か涼しくなったからか体が動くようになっている気がする。
活動力で言えば、記事にもしたが旅行に行くことができた。1日強程度とはいえ、ここではないどこかへ消えたいという気持ちを叶えられたのはメンタル的に大きかった気がする。大袈裟になってしまうが別世界に行くことで一旦全部忘れられたのだ。
学生時代の旧友に会うこともできた。とっくに家庭を築いていて、自身の内面から湧き出る家庭への愛情と、家族から与えられた愛情を身に纏っているようだった。幸せオーラで眩しいとかそういう羨ましさではないけれど、人生をしっかり進めているんだと自分との差を感じた。
それから一度どうしても職場に行く必要があって、休職以降初めて今までの通勤ルートで職場に向かった。残暑だけが原因とは思えない汗と動機に襲われた。何度かベンチで休んだ。どれだけ深呼吸しても息が詰まったまま。最寄駅からはとにかく人が怖くて顔を上げられない状態になった。もう会社というか会社がある街自体が怖くてやっていける気がしない。
今後のことについて、何度も考えようと試みているが結論は出せずにいる。
時間が解決するっていうのは、放置していればいいというわけではなく、ずっと考え続けることで導きだせるようになるものだと思う。でも、現実を直視すること、向き合うことでぶつかる不安と憂鬱に勝てずにいる。
心が回復していくと、段々と世界の灰色が晴れていくみたいな、息苦しいガスが薄まっていくようになるらしく、旅行中は確かにそういう状態だったかもしれないと思った。であれば少しずつ回復はしているということで、いずれは思考も晴れ、意思決定も強固なものになっていくのかと期待して過ごしたい。
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