不安に溺れる日(休職日記)
漠然とした不安が胸に溢れて、溺れそうなくらい苦しくなる時がある。
憂鬱で何もしたくなくてぐったりしているとはまた少し違った感覚で、焦りや危機感にも似た気持ちで何かしないと、、という気持ち。
明確な原因はわからない。というよりはいろんな不安の種が芽を出して、ちょろちょろと絡まりながら花開いて毒を撒きながら胸中を圧迫しているみたいな。
満腹にしてもダメ。動画を見てみても、snsを眺めてもダメ。
眠れるわけもなく、日付が変わる頃散歩に繰り出す。
散歩中にこれまでの過ごし方、復帰やこれからの現実のこと、大きく言えば人生を考えようとする。
医者からも症状が長い方だねと言われ、自分でもいつまでこんな不安と憂鬱と付き合うことに、焦りや苛立ちのようなものを抱くこともあって。
でも現実に向き合おうとすると途端に気分が悪くなる。想像するなって脳が勝手に防衛しようとする。
9月になって、だいぶ爽やかになった風とりんりんと鳴く虫の声を吸い込むと少し呼吸が楽になることが救い。
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