ミコッテ族が大好きなせいでFF14を引退できない話(ネガ記事注意)

最初にお断りしておきますが、これはポジティブではなくネガティブなお話になります。
好きな種族がいるがゆえに引退の踏ん切りがつかないものの立場としてこれまでの思い出なども交えつつ語っていきます。
感情のままに書きなぐった駄文なので、支離滅裂かつ読みづらい箇所があることをご留意ください。
また、前置きが長いので、目次もご活用ください。


私について

まずは私のことから。
プレイ歴約5年、漆黒新規といわれる立場のプレイヤーです。
最初にプレイしたのはちょうど紅蓮末期も末期、漆黒拡張への期待渦巻く中で誕生しました。(まだTPやプロテスが使えたのを覚えています。)
その後はレイド、PVP、モブハンにゴールドソーサー…ありとあらゆるコンテンツを経験してきました。
当然ミコッテ族を使っており、今も昔もそれは変わっていません。

私とミコッテ族との出会い

私が初めてミコッテ族とであったのは、その前身であるミスラ族を認識した2009年代にまでさかのぼります。
当時、内藤スレという2ちゃんねるでのネタスレッドがFF11プレイヤーの中で楽しまれており、その延長線上としてニコニコ動画にて「東方有頂天」なるジャンルが誕生し、ブロント語録、リューサンネタなどと共に活躍していました。
私自身FF11というゲームは触っておらず、それまで東方プロジェクトのジャンルを嗜んでいた私は、また面白い二次創作界隈ができたな、と喜びそれらの作品群を楽しんでいました。
そんな中、とある動画にて内藤スレにおける「猫狩」というキャラクターがピックアップされ、そこで初めてミスラ族というものを認知するに至りました。
東方プロジェクトの中にも猫耳や尻尾のはえたキャラクターはいましたが、まさかFFシリーズにこんなに可愛い種族がいるんだ!と驚いたことを覚えています。

時は流れて2019年。
当時はまだ小中学生だった私も大人になり、それなりのPC環境にも恵まれていました。
そうして様々なゲームをプレイしている中、FF14の新しい拡張がでるぞ!という内容のニュースが飛び込んできました。
ミスラ族を知った当時FF11にも手を出せず、FF14もこれまで存在は知っていたもののあまり認知していなかったので、せっかくの機会だと思い、いろいろ調べてみることに。
すると、ミスラ族よりもより人間に近くなったミコッテ族という種族が使えるとの情報があり、ツイッター(現X)でもたくさんの可愛いSSが。
新しいFFのMMOにもあの可愛い種族がいるのか!と、周囲のフレンドさんたちのブームもあってFF14をスタートすることにしました。当然種族はミコッテ族です。

初めてのFFの世界。自然豊かなグリダニアの町。初めてのミコッテ族、初めての実機で聞くプレリュード。
当時は触れるものすべてが新鮮で、あっという間にこの世界にのめり込み、ストーリーを進め始めました。
イダ、パパリモとの共闘、初めてのPTで緊張したサスタシャ、まだ8人で攻略していたプラエトリウム、アルテマウェポンとの戦い、ウルダハでの政変…新生編は言われているほど退屈には感じず、残酷さと人々の強さが垣間見える世界観にとてもワクワクしていました。縛られた自ミコッテは本当にかわいそうだったけど……

その後も自キャラのミコッテと共に順調にストーリーを進め、初めての極はティターニア。
そのパッチには覚醒零式を踏破し、生活系コンテンツも楽しみ、暁月の壮大なテーマとBGMに心躍り、今では絶も全種攻略していきました。

雲行きが怪しくなった暁月拡張

さて、ここからが本題です。
なぜそこまでこのゲームを愛し、ミコッテ族を愛した私が今引退という苦悩の中にあるのか。

簡潔に言えば、運営の態度がひどく傲慢で自己中心的なものになっているからです。
言い訳だらけの謝罪文もどき、スタッフを労えと言わんばかりの態度、ユーザーからの要望に対する傲慢な受け答えなど、仮にも上場している大企業の責任者が取るべき態度なのか?と思わざるを得ない状況が今なお続いています。

そもそもの発端となった出来事は、煉獄編の零式についての説明文。
開発者の練度が上がりすぎてしまったためなどと宣い、今なお攻略を頑張っているプレイヤーの力量不足といわんばかりの態度にひどく違和感を覚えました。
その後もハウジング0番当選、絶オメガW1stに起因するツール問題への曖昧な対応、過剰なオフイベの強行や具無し焼きそば事件、案件漫画の炎上など、ゲーム内外共にずさんな運営が続き、ゲームを楽しんでいたはずの私も気づけば不誠実で嫌な運営だなぁ、と思ってしまう対応の数々でした。

絶望の黄金拡張

グラフィックアップデート

そして迎えた問題の最新拡張、「黄金のレガシー」。
その評価は昨今の様々なnote、レビューサイトなどで語りつくされているように非常に低いものとなっています。

その原因の一つ、グラフィックアップデート。
本来プラスに働くはずの施策が、コストカットのために自キャラを改変されるという最悪の結果に終わりました。風景とかは綺麗だけどどうでもいい。
ミコッテ族も例外ではなく、修正されたもののムーンキーパーの牙の長さが違っていたり、前のグラフィックよりもやたら目がキラキラしてしまっていたり、タレ目のパーツが劣化してしまっていたりなど変更の煽りを食らってしまいました。

とはいえ、他の種族に比べるとミコッテ族は相当に調整されてイメージは近いものとなっており、相当に恵まれた部類です。
この点において、幸運にも自キャラのイメージにほとんど影響がなく続けられていますが、黄金のメンテ中にロドストの自キャラ画像が変わっていくのにひどく怯えながら過ごしていたことを覚えています。

コンテンツについて

コンテンツについては、ギミックが概ね絶などの高難易度に引っ張られすぎているな、という印象を受けました。
IDなのに直前に一瞬範囲が出るだけ、というのは暁月の頃からありましたが、黄金のコンテンツはそれに加えて直観的にわかりにくいギミックが導入されています。
それはレベリングを気軽に流れ作業でやりにくいということにもつながっており、私も不慣れジョブのレベリングを躊躇しているほどです。

一部IDやノーマルレイドでは同期があまり取れていないゲームにもかかわらず、アクションゲームや弾幕ゲームのような避けゲーが加速しており、詠唱職や近接職に強くストレスがかかる仕様となっているのが残念です。
もともと暁月の煉獄編や絶オメガから、難易度やDPSチェックの方向性がおかしいと指摘されていましたが、より悪化してるなと感じます。
ギミックが不快なコンテンツだらけです。

拡張のストーリーについて

また、今拡張のメインストーリーでは全体の流れよりもミコッテ族に多くの意味のない犠牲者が出ることの方が、私の嫌悪する原因の一つとなりました。
ネームドにおける犠牲者はいないものの、バクージャジャとのイベントバトル、トライヨラでの襲撃、そして永久人の無差別シャットダウン…

避けようのない戦闘によって生きるためにやむを得ず命を奪ったならまだ良いのですが、リビングメモリーにおける一連の流れは、私にとってもはや自国スパイに先導された敵国民間人の一方的な虐殺としか表現する手段がなく、現実においては戦争犯罪とされています。
無理やり現実で例えるなら、街中を歩いている人を突然無差別に、前触れもなく、全く同時に一人一人戦車砲で吹き飛ばしたようなものです。
ピストルとか生易しいものではありません、肉片も残らないレベルです。

よく永久人は穏やかに消されたと思っている方がいますが、そうではありません。大多数は消されるということを認識すらすることなく、目の前の相手と談笑しながら突然意識を奪われただけなのです。
その虐殺に加担させられ、自キャラに一方的な他族・同族殺しをさせてしまったことが本当に苦痛です。実行者のウクラマトと同族のロスガルは犠牲者の中にはいないというオマケつき。
しかもソリューション・ナインの人と同じ格好をしていたので、下手したらスフェーンの鏡像世界どころか原初世界の同族を殺させましたよね?クソが

また、永久人を消すという行動に至った経緯も稚拙で乱雑であり、
これまでのように解決法を探ることもなく、ただストーリー展開のためだけに存在を抹消されただけです。
そして永久人はただの死者の記憶という言い訳ですが、あの世界には記憶だけで「生きた人」として認知される前例がウルティマにあるため、これまでの冒険で得た経験、人脈、知識を全く生かせないばかりか過去部族クエストの全否定にまで至っています。
今のあのフィールドは戦争の理不尽な暴力によって崩壊した廃墟に見えて仕方ありません。

今拡張のストーリーはほかにも様々な箇所で指摘があるかと思いますが、個人的にはこの要素だけで唾棄すべき欠陥品だと言えます。
好きな種族も巻き込んでよくもこんな胸糞悪い駄作を見せてくれたな、という気持ちでいっぱいです。

それでもなぜ引退できないのか

ここまでの嫌悪感を抱いておきながら、なぜ引退という行動に踏み切れないのか。
思い出のレイドであるエデンの絶が控えている、というところもありますが、やはり長年連れ添ってきたミコッテ族に対する思い入れが深いところにあります。
楽しかったあの固定、苦労した蒼天街ランキング、いなくなってしまった大好きなフレンドと話したこと……。
私の自キャラには共に過ごしたたくさんの思い出が詰まっています。
大好きな種族と、過去の素晴らしかった思い出やコンテンツが私を引き留めてくるのです。

かわいらしい顔立ち、あどけないしぐさ、感情表現豊かな耳や尻尾など、男女問わずミコッテ族にはとても素晴らしい魅力が詰め込まれています。
街ゆくほかのプレイヤーさんのミコッテにもついつい目が行ってしまうほど魅力的な種族であり、大好きな種族です。
グラハにヤシュトラ、フ・ラミン、メナーゴにチャイ・ヌズ、モーエンツールを作ったチョラちゃんなど、個性的なミコッテNPCたちも大好きです。
いろいろなゲームに触れてきましたが、ここまで思い入れのあるキャラクターには出会えませんでしたし、おそらく今後出会うこともないと思えるほどです。

しかし、これからもこのような杜撰なコンテンツ作り、運営方針、またPDのアイドル化をやめる気がないのであれば、いずれ私の我慢も限界に来てしまうかと思います。
不満を受け入れない、許さない一部の盲目的なユーザー側にもかなりの問題があると思っており、ゲームを良くさせるどころか堕落へ導く一方です。
あなた方は運営のなんなんですか?工作員ですか?
昨今の運営のヘラヘラした大学サークルのような態度には怒り心頭ではあり、語ったこと以外にも多くの不満点がありますが、とはいえサービス終了を願っているわけではありません。

どうか運営としての体制を見直し人員を入れ替え、真の意味で誠実な運営やコンテンツ作りに励んでほしいと願うばかりです。
腐敗した運営体制を撤廃し、少しずつ改革していけば可能性の残っているゲームだと私は信じています。現PDにはこれっぽっちも期待していませんが。

FF14、そしてミコッテ族が本当に大好きです。私の中のかけがえのない存在になっています。
ミコッテに限らず、エレゼンやアウラなど、それぞれの好きな種族で私と同じ思いの方は数多くいると思っています。
どうか、スクエニさんが改善されることを願っています。

このような駄文をお読みいただきありがとうございました。