見出し画像

自己紹介

はじめまして皆さん、ねあです。

このnoteを見てくださってありがとうございます。普段は投稿やSNS等利用する時は“いいね”と“RT”ばかりしているROM専でした。しかし、“書く力”を鍛えたいのと“自分の過去”と向き合いたいと思ったのをきっかけに、noteで少しずつ書き込みをしたいと思い始めました。

現在、古都の京都で青春を謳歌し、カメラと映画と本をこなよく愛する大学生です。最近はコロナ禍で興味本意で始めたジャム作りやビーズアクセサリーにハマりながら、残りわずかな京都での生活を楽しんでます。

大学では英文学を専攻し、アメリカ文学を中心に卒論研究の方を取り組んでます。卒論の詳しいお話に関しては、また別の投稿でお話したいと思います。

大学生になってやっと投稿をしようと思ったのは、先程も言った通り“書く力”を鍛えたいからです。スマートフォンがまだ普及されていない2000年代後半のなか、左も右も見渡せば本に囲まれた環境下で育ちました。

TwitterやFacebookをパソコンでやり取りする時代の中、本が“世界の全て”だった私にとって、物語や知識は“知らない世界”へ連れてってくれました。本で得た知識や想像力を誰かに伝えたい一心に、想像した物語をノートに走り書きしていましたが、思春期に突入して以降、中学後半を境に書く事をやめました。

周囲の人間関係や環境にうまくやっていけず現実逃避をしたいが為に、Twitterや本にのめり込んでいました。高校に進学してから“人生を通してやりたいこと”を見つけ、その為に大学受験を得て現在の大学に合格することができました。けど、長年書くことから逃げていたツケが回ってきたのか、今では文章を書くのが苦手になっていました。だから、“見る側”から“書く側”として今後やっていきたいのでnoteを通して鍛えていきます。

そして、書くことで“自分の過去”について向き合っていきたいと思います。いままで私は過去を振り返ることは、殆どして来ませんでした。振り返ると、なんとも言い難い複雑な気持ちを思い出してしまうからです。

こうして文章の続きを打つ間も、思い出しては手が止まりそうになります。

私は在日朝鮮人と日本人の両親の間に産まれた“日韓ハーフ”(または日韓ミックス)で在日三世になります。日韓ハーフとして育っていくなか、国籍問題を始め、他人から差別的な言動・暴力体験をしてきました。

当時を振り返ると、正直今でも“どうしてこんな目に遭わないといけなかったのか”・“どうして自分でいられないのか”と心の奥底にあった怒り・悲しみや辛い気持ちが蘇ってきます。

受けてきた数々の差別体験で、私は自分とは“何者”なのか何度も問いただしてきましたが、答えは今だ見つからずにいます。

在日朝鮮人へのヘイトクライム・人種差別が続く日本では、多くの在日朝鮮人の方々はアイデンティティを隠して暮らしているのではないかと思います。それはヘイトクライムによる暴力・危害を振るわれる可能性が十分に有り得るからです。戦後、強制労働や出稼ぎでやってきた多くの在日朝鮮人の方々がいます。帰化名を名乗り、家族を養う為に、生きる為に苦しい時代のなかで働いてきました。その事実を知っているのは、当事者である家族の話を聞いて育ってきたからです。こうして在日朝鮮人の歴史や体験を聞くなかで、“忘れてはいけない”と言う想いが強くなっていきました。

そこでnoteに日韓ハーフ(または、アジア系ミックスルーツ)としての体験を、少しずつ書き出していこうと考えました。自身の体験を振り返ることで、自分の過去を向き合いたい気持ちと少しでも多くの人に在日朝鮮人について、日韓ハーフについて知ってほしいと思ったからです。

また詳しいお話については、次の投稿にできたらと思います。
それでは皆さん、また次の投稿でお会いしましょう。

ねあ

いいなと思ったら応援しよう!