
街の本屋さん
私はよく書店に行きます。
家から徒歩圏内に大型書店があり、ほぼ毎週の頻度で向かいます。
特に目的があるわけではなく、なんとなく新しい面白そうな本が出ていないかな、とかちょっと立ち寄る、時間潰しの意味合いもあります。
大型書店のよいところは、やはり本が豊富なところ。
そこそこ名の知れた新刊はほぼ並んでおり、今どういった本が流行っているのか、一目でわかります。
だからこそ毎週訪れても変化を楽しむことができます。
一方で、街の本屋さん。
これはこれで好きです。
スペースが限られるため、大型書店とは異なり、吟味された品揃えを楽しむことができます。
毎週毎週訪れるではありませんが、たまに行くと、いつもだとスルーしそうな本にも出会うことができます。
そんな中昨日訪問したのはこちらのお店。
神楽坂にあるかもめブックス。
カフェが併設されていて購入した本をその場で読むことができます。
行ってみていいな、と思ったのがこちらの表示。

本の棚に、何のテーマの本を並べているか記載がありました。
大型書店ではきっと別々のところに置いてあるだろうな、という本たちが一列に並んでいます。
1段には数十冊しか並べられないため、書店員の方が吟味を重ねて選んだのでは、というのが読み取れます。
きっとみんなでこれ並べたい、あれ並べたい、でも並べられない、など店頭に並ぶに至るまで様々な葛藤があったに違いありません。
その中で好きな本に関するジャンルで選んだのはこの一冊。
この方の小説はまだ読んだことはないもののついつい惹かれて購入。
小説を読んでから改めて読んだ方が楽しめるかも、ということでもう少し寝かせそうな気がします。
いつもの書店訪問とはちょっと違った経験をできた昨日。
今後もこういったお店を訪れるべく、こんな本も購入。
週末の楽しみに、もっと本や本屋を味わうために、ちょこちょこ足を延ばしてみようと思います。
今日も穏やかに。