『甘き人生』見たよ。

割とけったいな問題が一段落つきました。あとは来月手術したりでもろもろ生活が落ち着きそうに思います。
それにしても、さっさと済ませばいいことを積層させて私の人生は停滞していく。

人間は誰でもどんな量の仕事でもこなせる。ただし、今すぐやるべきとされている仕事だけは別だ。

── ロバート・ベンチリー

『甘き人生』
あらすじ
ジャーナリストと成功したものの、幼き日に亡くした母の姿が影を落とす。

ぼんやりと見れてしまったけど、どうにもわかりきったことを延々と引き伸ばしてしまっていて、そのせいで人生損している感じに思えた。

母の死の真相を叔母が隠していた事について、主人公が叔母を責める。
30過ぎた男の言う事じゃないのでは。それよりも、当時を振り返って感謝してもいいくらいかと。
ちょっとドラマのクライマックスとしては捉えきれなかった。

そしていまいち感情を整理できているかもわからず映画が終わっていく。一様には結論が得られない問題ではあるけど、それが解決したかのようにふるまうのも大人の作法じゃないかなと思うのです。
でも主人公は、いっぱしのジャーナリストとしてして大成してはいるもののちょっと子供すぎやしないか。
大人にもそういう面があるよね、と描いているのならもうすこしわかりやすくしてほしい。

意図的なのか、そうでないのか、はたまた私の読解力不足か、捉えきれない映画だった。

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