『プッシーキャッツ』見たよ。
人生で二の足を踏んでいる時間が一番長生きがします。水前寺清子とマーチで張り合えそうなくらい足踏みしているわけで。
物事の悩みの部分をカットできたら、色々捗るというものです。
で、その一環で何も考えずに映画を見る。
変なチョイスに遭遇する。
『プッシーキャッツ』
バンドが念願のメジャーデビューだけども、プロデューサーがなにか企んでそう。
嫌いじゃない。
原作由来のカートゥーン的な展開で好きな部分も多いけど、長い。
CDに隠しメッセージで洗脳とか、めちゃくちゃ雑に人が死ぬところとか、カートゥーンギャグがところどころでに見られる。でも実写映画として90分程度の尺が必要なため間延びした感じがする。
たぶん原作とか、シンプソンズとかでこの話が25分の密度で描かれていたら爆笑間違いなしだったはず。
主演三人の若々しい演技とか、俳優陣がみんな魅力的だった。スター・ウォーズ俳優として大スターになったロザリオ・ドーソンとか、今では演技派なアラン・カミングのイロモノ時代とか、セス・グリーンが雑に使い捨てられていたりとか結構豪華キャスティング。
アニメっぽい乱暴な話運びとかは好きなんだけど、乱暴さのわりに尺的に説明が丁寧でチグハグ、もっと早急に話を進めてほしかった。『ザ・シンプソンズ MOVIE』は90分でもそれができてたし。
それにしても1シーズンしかない『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』がなんでわざわざ実写化されたのかわからないけど、カルト的な人気でもあったのかしら。
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