『さよなら。いつかわかること』見たよ。
日数ばかり重ねて書く内容に進歩がない。
たかが映画の感想でも、なにかを持ち帰る心持ちで見ないと、なにも得られない。買う気もないのに土産物屋を除いても意味はない。
『さよなら。いつかわかること』
あらすじはっ
イラクへ出征していた妻が戦死。娘二人になかなか告げることができない。
真面目なシーンしかないからいかんとも感想が言いづらいところもあるけど、いい映画だった。
あらすじから想像するような、あからさまに泣かせにくるような雰囲気ではなく、穏やかに時間が流れていく感じ。
主に父と娘二人の場面が殆どで、この三人の演技が素晴らしかった。
静かに悟らせる演出が素晴らしかった。
父役のジョン・キューザックが改めていい役者なんだと再確認できた。
連絡員から戦死を告げられて、なんか大きく取り乱すでもなく、ちょっとだけ所作がちぐはぐになるってあたり、一挙手一投足が、ありそうな感じが出ていた。
そして、娘二人の自然な振る舞い。長女のちょっとだけ空気をよんで、もしかしてわかってるのかってところとか、次女の子供特有の野生児が何%か混じっている感じとかがよかった。
終わり方も良かった。腕時計のタイマーが鳴った時間はお互いのことを想い合う。たぶんそれは一生、その時計が壊れても、続いていくって終わり方だと思う。
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