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夏の終わりの焼き魚

夏の終わりに七輪で秋刀魚

魚はうまい。
子供の頃、初めてさんまの開きを食べた時、こんなうまい物があるのか!と思った。
毎日、さんまの開きでいいな。
身をほぐしてご飯にのっけてさんまご飯にするのが最高だった。
よくさんま通の人はさんまはワタの苦味がうまい!と言う。
しかし、舌が子供な私はワタは御免被りたい。
にがいから。私は苦い物が苦手だ。(ゴーヤも食べられない。)
だから内臓を取りさってある開きが良い。
さんまの開きに開眼してからの私はその他の魚との出会いもあった。
生きていて魚が好きなら出会わずにいられないだろう。
さんまよりうまい!と感動した焼き魚体験。
鯖の文化干しも脂がのっていて、食べごたえのある身。焼いた鯖はうまかった。
舌にからまる焼き魚の脂。
しかし、鯖ツウでもない私は生の鯖は食べられない。鯖寿司食べられません。
それから鯵だ。鯵もうまい!すごくうまい。さんまより好きだ。鯵の開き最高!
鯵の刺身なら食べられる。
なぜか。これは自分でもわからない。
焼いた魚が好きです。
鯛の塩焼き。
10代の頃、新潟の海辺で鯛の浜焼きを土産物屋で売っていた。
あれを母に買ってもらい食べた。
その鯛は死ぬほどおいしかった。
死ぬ前に最後に食べたいのは鯛の浜焼きだ…とこの思いは変わらない。

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