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すんばらしき海老グラタン

美味しそうな内容の本が好きだ。
グルメエッセイとか飲食店紹介の雑誌とか料理本である。
簡単なレシピで自分が食べたくなったら作ってみたりする。
それはよほど自分が食べたい時だけだ。
過去には石井好子のエッセイを読んでグラタンをどうしても作って食べたくなって実行した。
旨かった。3日くらいずっとグラタンでよかった。ご飯を入れりゃドリアだ。
自分で作れば海老でも鶏でも卵でもなーんでも好きな具を入れ放題なんである。
ずっと冷凍食品の海老グラタンの海老のショボさに切なくなっていた身として海老だらけのグラタンが作れる事に世界が開けたという感じである。
ただし面倒くさいのだ。
材料をいちから揃えねばならぬ。
バターが高い。
普段からバターなんか食わないのでスーパーでバターという物は高いんだな、と思った。
あと海老も殻をむいて背ワタを取って…と気持ちに余裕がないとやる気にならない。
朝からやる気に満ちてる時でないとグラタン向きの日ではない。
いつか切実に海老グラタンが食べたくなったらその時は私は何もかも投げ捨てて海老グラタンに打ち込むだろう。

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