オラクルの認定資格取得はIT知識ゼロでも可能?Oracle Cloud Infrastructure Foundations Associate (JP)に挑戦!【前編】
こんにちは。
Bitter Orenge Radio、蒲郡みかです。
今回は世界的に有名なソフトウェア企業、オラクル社の認定資格の1つ「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」に、IT知識ほぼゼロの状態から挑戦したお話を前編・後編に分けて綴ります。
前編では試験の内容や、受験の流れを中心にご紹介していきます。
ITに興味がある方も、ITと聞くだけでちょっと拒絶反応が…という方も、お付き合いいただけたらうれしいです。
「IT知識が乏しい」を少しでも克服するために
私が在籍する株式会社No.1デジタルソリューションは、クラウド技術を中心にお客様の課題解決、ビジネス拡大に貢献する会社です。
クラウドサービスは弊社の事業の核となっているのですが、企業のホームページ制作の事業も展開しており、私が携わっているのは、ホームページ制作の業務がメイン。
これまでに、建設・工場・運送・介護などの業界を中心としたホームページ制作の取材・ライティング、SEO対策に関するライティングを担当してきました。
私自身は、今の仕事に就くまで女性向けの紙媒体の編集・ライティングの仕事を長くしていたため、恥ずかしながらクラウドに関する知識が乏しいまま、ここまで来てしまいました。
社会に出てからこれまで、さまざまな形でクラウドサービスを利用しているはずなのですが、その知識が非常に乏しい…。
そんな背景もあり、会社で取得を推奨されているオラクル社の認定試験「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」にチャレンジすることを決めました。
オラクル社とは?
今回、オラクル社の認定資格の試験にチャレンジするのですが、「そもそもオラクル社って何?」という方もいらっしゃると思います。
簡単に説明をすると、オラクル社は1977年にアメリカで誕生した世界屈指のソフトウェア会社です。データベース管理システムを中心に、民間法人や公的機関を対象とするビジネス用途に特化したソフトウェアを開発・販売しています。
オラクル社のホームページのなかで「フォーミュラ1パートナーが首位でゴール(2022年)」という紹介がありますが、モータースポーツで「Oracle Red Bull Racing」の名前を目にしている方も多いと思います。
弊社(株式会社No.1デジタルソリューション)が提供するフルマネージドクラウドサービス「デジテラス」は、オラクル社の「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」をベースに構築されたクラウドサービスということから、社員にオラクルの認定資格取得を推奨しているのです。
オラクル(Oracle)の認定資格とは?
オラクル社の認定資格は、基礎知識を問うものから実技問題が出されるハイレベルなものまで、さまざまな種類があります。
またカテゴリーも複数あるので、本当に種類が多い!
日本語試験の一覧を確認してみると…、なんと40種類もありました。
・「Database / MySQL /Enterprise Management」8種類
・「Java / Middleware」7種類
・「OCI (Oracle Cloud Infrastructure) /PaaS (Platform as a Service)」 11種類
・「SaaS (Software as a Service) 」12種類
・「O/S, H/W, 仮想化」2種類
※2024年2月現在の情報です。
参考:Oracle 認定試験一覧(日本語試験)
今回、私がチャレンジしたのは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) 認定資格の「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」という資格。
難易度の易しい入門編的な位置付けの資格で、受験料はなんと無料です!
オラクル社の認定資格は基本的に受験料がかかりますが、「Foundations Associate」は無償で受験できるようになっているようです。
Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の資格について
「Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の資格については、Oracle Universityからの引用を基にしつつ紹介します。
この時点でIT知識の無い私は「?」で頭の中がいっぱいに…。
冒頭からさっそくつまづいていますが、用語を調べて自分なりに意味を理解してみました。
↓
「OCIは、共同利用型のクラウドサービスにおいて、拡張性・弾力性の確保&コスト削減を実現しながら、企業のデータセンターのパフォーマンスや制御・管理体制に対応した、インフラストラクチャ(組織内でソフトウェアアプリケーションを構築および実行、運用・管理するために必要なあらゆるもの)を提供している。
OCIトレーニングを受講することで、インフラストラクチャをクラウドに移行する(自社管理ではなく、インターネット経由でインフラ・アプリケーション環境を利用できる状態にする)ことが容易になる」
※IT知識が無いなりに調べてまとめた文章ですので、ご了承ください。
以下に言葉の意味もまとめてみましたので、よろしければ、ご参照ください。
ちなみに、オラクル社のホームページでは「Oracle Cloud データ・センター」について紹介されています。
こちらではオラクル社のデータセンターの動画も観ることができ、イメージを掴みやすいです!
映画に出てきそうな空間で、M:Iシリーズでイーサン・ハントが潜んでいても違和感が無い雰囲気(個人的な感想です)なので、ぜひチェックしてみてくださいね。↓
「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」はどんな資格?
今回チャレンジする「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」は、どのような資格なのでしょうか?
オラクルの「認定資格の概要」には下記の記載があります。
ITの技術者だけでなく「IT技術が無いけれど、OCIのパブリック・クラウド・サービスについて基礎的な知識を習得したい」という人も対象となる資格ということですね。
取得により、OCIのパブリック・クラウド・サービスの基礎知識があることを証明できます。
ちなみに弊社ではセールス部に在籍する社員全員がこの資格を取得しています。
自社のクラウドサービスを企業のお客様に提案・営業するにあたり、クラウドサービスを理解していることは大切。
私たちコンテンツグループのライターも、自社のクラウドサービスに関する情報を発信をする可能性が多分にあり、取得しておくべき資格だと改めて実感しました。
Oracle認定資格取得までの流れをチェック!
「ITの知識が無いまま、どうやって認定資格の試験にチャレンジするの?」と思われるかもしれませんが、なんと、Oracleの認定資格の試験を受ける前に、オラクル社のOracle Universityのラーニング・パスの動画をオンラインで視聴し、試験内容を勉強する流れになっています!
ラーニング・パスで受講、試験を受けるには、Oracleのアカウントを作るところから始めます。
https://education.oracle.com/ja/
【Oracle認定資格取得までの流れ】
※「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」の場合
1) Oracleのアカウント(Oracleプロファイルの作成)を作成する。
※電子メール・パスワード・国籍・名前・電話番号の入力が必要です。
2) Oracle Universityの「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」ラーニング・パスにてオンライン動画を視聴(試験の勉強をする)。
3) オンライン模擬試験の受験&解説動画の視聴。
4) オンライン受験の手続き・受験。
5) 合否判定(合格の場合は資格取得証明書発行)。
※詳細はOracle Universityの「Japanese: Become an OCI Foundations Associate (2023) 日本語」にてご確認いただけます。
「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」の試験内容について
「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」の試験内容は下記のとおりです。
・出題形式:選択問題
・試験時間:60 分
・受験料(税抜):Free(無償)
・出題数:35 問
・合格ライン:60 %
オンラインでいつでも受験が可能なので、日時を気にすることなく、自分のタイミングでチャレンジできる試験です。
また、受験回数も制限が無いようで、1回目に合格できなくても、再チャレンジが可能です。
試験内容と出題項目の割合について
>テキスト
「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」の試験内容と出題項目の割合については、Oracle University内で紹介されています!
Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate | Oracle University
私は、このことに気付いたのがラーニング・パスの学習を終えた後でして…。
事前に把握できていたら、もう少し効率の良い勉強ができたのかな…と今となっては思います。
出題の割合を事前に把握しておくことは、大事だと思うので、これから受験される方はぜひチェックしてくださいね。
選択式の試験で合格ラインは60%!
「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」の試験問題は選択式で35問で試験時間は60分、1問あたり1分以上かけても余裕があります。
合格ラインは60%なので、そんなに受験&合格のハードルは高くないのではない印象を受けますが…。
IT知識ほぼゼロからの挑戦の場合はどうでしょうか…?
次回、後編では実際にOracle Universityの「Oracle Cloud Infrastructure 2023 Foundations Associate」ラーニング・パスによる資格勉強、受験をした感想などを書き綴りたいと思います。
よろしければ、次回もお付き合いくださいね。
↓ 後編はこちらからご覧いただけます ↓
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蒲郡みかでした。
※当記事はライター個人の体験・感想によるものです。
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