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物欲を煽る世の中だから

インスタでミニマリスト関連の投稿をみると
ついついタップしてしまいます。
特に、お部屋の中を写した投稿かな。
ガランとした室内に
布団がぽつんと置いてあるような。
持ち物が多めで
物欲も多めな私にとって
モノが少なめなスッキリとした部屋を伝える投稿は
とても魅力的に映るんですよね。

ミニマリストとは程遠いわたしのクローゼット


「物欲と上手く付き合えているんだろうな」
「精神的に自立しているんだろうな」
なんて幻想を抱いては
「いつか自分もミニマリストに…!」
と漠然とした憧れをもつわけです。

………………❁❁❁………………

ところが、この考えに変化が。

ミニマリストのみなさんって
モノを捨てられて
物欲との闘いを制している人と思っていたのですが
これは少々勘違いで
優先順位をつけるのが上手い人々だと思うようになったんです。

日暮いんこさんの著書「北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと」を読んでいたら、
タイパを求める現代人についてこんなことが。

「自分にとって、何が大切で、何がさほど大切ではないのか」がわからず、「大切ではないことを『やらない』勇気」がありませんでした。
(中略)
私が「たくさんの『自分にとって大切ではないこと』を、やたらめったらたくさんにこなす」に終始していたのに対し、北欧の人々は自分にとって大切なことを明確にし、その1つひとつ、タスクが仕事でも遊びでもそれにきちんと集中していました。

北欧時間 世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと

この文章を読んだとき
いんこさんが伝えたいこととは
少しずれているのかもしれないけど
真っ先に自分の物欲のことが思い浮かびました。

私がモノが多くて悩んでいたのは
大切なものとそうでないものの区別が
上手くできていなかったから。
SNSを見ていると流れ込んでくる広告に踊らされ
便利そうだからという理由でモノを購入していたから。

SNSを見ていたら
”楽天マラソンで買ってよかった”
”楽天で変える推しアイテム◯選”
という投稿を見かけると思うのですが、
何となく欲しくなって
楽天roomを見に行ったりしませんか?
ふと気が付けば、
楽天市場のお気に入り(★マーク)を
タップしていたりとか。
共感してくれる人がいたら嬉しいな。



周りが薦めていて便利そうだから買うのか
誰かが薦めていなくても自分にとって必要だから買うのか。
冷静に見極められる人になりたいです。

きっと、
自分のものさしによって生成された
欲しいものランキングを持っている人は
これは上位じゃないから見送ろうとか、
これは値が張るけど必要だから思い切って買おうとか
しっかりと選別ができるのかな。

そんな人間になるためにも
自分がどう生きたいのかを考え
どんな時間を送りたいのか考える。
「こんな時間を過ごしたい」
そんな具体的なイメージを持つ。

過ごしたい時間を明確にしたら
それを叶えるために必要なモノを見直してみる。

すると、欲しいもの・要らないものランキングができあがって、自分自身のものさしとなる。

そんな気がします。

ものが素敵に並べられた商業空間において「買わないぞ」と判断をするというのは、自分自身のものさしを大切にしていることでもあるのだから。

小さな声の向こうに


モノは理想の人生を叶えるツールに過ぎない。

自分の給料の少なさを嘆きたくなるときもあるけれど、自分が送りたい人生の青写真を描く力強さは忘れたくはないな。

………………❁❁❁………………

モノを通じて自分の人生と向き合う
そんな火曜日の昼下がりでした。

今週はまだ6日もある!
まだまだ良い1週間を創っていけそうだな。

みなさんも
心の声を聴いてあげて
温かいお風呂やふかふかのベッドを
自分にプレゼントしてあげてくださいね。

今日も最後まで読んでくださり本当にありがとうございました…!

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