架空の本屋店主が直感的に描いた!?「リソグラフ印刷でブックカバーをつくろう」
SANJO PUBLISHINGでは、9月30日と10月30日に新潟市でリソグラフ印刷とワークショップを行うハシゴプリント倶楽部を招き、ワークショップ「リソグラフ印刷でブックカバーをつくろう」を開催しました。2日間で計4回開催し、17名が参加し、自分自身が描くオリジナルブックカバーを作りました。
イメージをかたちにするのが意外とむずかしい?
ワークショップでははじめ、それぞれが描きたい、つくりたいブックカバーの版づくりからスタートしました。版とは、印刷の元となる素材やデータ。当日は、見本誌や写真を切り貼りしたり、手書きで描きながら作成しました。
リソグラフ印刷では版づくりが肝です。ワークショップ中は、ハシゴデザインの高橋栄一さんとSANJO PUBLISHING編集室の私がサポートさせてもらいました。
「そのイラストの描き方、いいね」「丁寧に描くね」
参加者によっては直感的に線を描く人、もともと描きたい版イメージを持つ人、友達同士で話し合いながらつくるひと。描きたいものに近づけるためのデザイン手法もさまざまで、集中した表情を見せながらつくっていきました。
「どうやってつくったの?」とお隣さん同士でアドバイスを伝えたり、もらたりと製作を進める場面も。約1時間かけてブックカバーの版づくりを行いました。
“あえて”を表現 ズレとグラデーションを楽しむ 「リソグラフ印刷」
参加者ごとにつくった版をもとにリソグラフ印刷を行っていきました。SANJO PUBLISHINGに置くリソグラフは2色刷りのため、版と版の重なりを表現したり、反対にあえてズレた作品をつくるのが得意。
「あ〜、うまくできない」「版データを1mm下げたい」
版と版のズレの他に、折り紙をくしゃくしゃにして、あえて影を再現できないかを試したりとチャレンジする姿が見られました。
今回、「リソグラフ印刷でブックカバーをつくろう」で参加者それぞれがつくられたブックカバー作品はSANJO PUBLISHINGで展示を行います。会期は、10月7日(土)と8日(日)の11時から19時までの営業時間内。ふるってご参加ください。
また、こうしたワークショップとともにリソグラフ印刷の二回目ご利用のひとは通常利用できますので、作品づくりが日常的に行えるようにできるように努めていきます。
展示会「リソグラフ印刷でブックカバーをつくろう」
日程:10月7日(土)と8日(日)11時〜19時
参加費:無料
会場:SANJO PUBLISHING
開催した展示会の様子
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