見出し画像

まちの本屋からのお知らせ〜6月新刊情報など

こんにちは。SANJOPUBLISHINGです。

私たち、まちの本屋さんがある新潟県三条市では、三条祭りに続く伝統行事として<三条凧合戦>があります。毎年旧暦の端午の節句(5月下旬から6月初旬)にかけて開催され、六角巻凧(いか)を使用したイベントです。

中央商店街の街頭にも、開催間近をお知らせするポスターがお披露目されるなど、ハレの日が近づくと特別な空気が漂っている気がします。そんな6月についても、まちの本屋さんとしてケをお届けしていきたいと思います。

6月の推し本キャンペーン

第6弾となる推し本キャンペーンは、左右社から刊行された斉東鉄腸著『千葉からのほとんど出ない引きこもりがルーマニア語の小説家になった話』です。キャンペーン内容については、順次ご案内いたします。

斉東鉄腸さん
斉東鉄腸さん

著者の斉東鉄腸さんからコメントをいただきました。

SANJO PUBLISHINGさん、こうした形で千葉ルーをお薦めしてくださり光栄です!新潟の皆さんにより広くお手にとっていただけると思うと、とてもワクワクします。重ね重ね感謝です、何卒千葉ルーを宜しくお願いいたします!

コメント:引用

6月のお知らせ

中島岳志さんの書籍フェア

6月12日に三条市三条別院で開催された公開講座「日本政治はどこへ向かっているのか」に合わせて、講師の中島岳志さん著者の書籍を展示、販売を行いました。

当日、中島さんも来店し、サイン本という形でご協力を頂きました。公開講座の様子は、三条別院公式アカウントよりご覧いただけます。

三条別院公式アカウント

「新潟のデザインの今がわかる本」特集ページを開設

2023年6月3日に開催したトークイベント「デザイン視点で本づくりの話をしよう」。イベントアーカイブ冊子製作に当たり、年鑑「新潟ADCデザインアワード2022」を始め、新潟のデザインの今がわかる本特集ページを開設しました。

撮影:クーナデザイン様

「デザイン視点で本づくりの話をしよう」での会場写真やこれまでの新潟のデザインがわかる年鑑を眺めていただけるように製作しました。

詳細はこちらをご覧ください。

【期間限定】オンラインストア お得な最大10パーセントOFFクーポンをプレゼントキャンペーンがスタート

6月23日から25日までの期間限定で、お得な最大10パーセントOFFクーポンをプレゼントするキャンペーンが始まります。

SANJO PUBLISHINGで取り扱う新刊古本も同様に、商品購入画面でクーポンコード「base200shops」をご入力すると、最大10パーセントOFFとなります。

この機会をお忘れなくご活用ください!

6月のイベント情報

【終了しました】ハシゴプリント倶楽部 リソグラフ完成展示会

リソグラフから生まれるアート作品を楽しもう

「ZINEを作りたい、ポスター作品を作りたい」
絵も文字も手書きで、デザインも含めて全部手で行っているのだが、印刷という段階になると、どうしても会社に委ねることになってしまう。そんなとき、自分の手で印刷までできるデジタル孔版印刷「リソグラフ」の出番です。現在、世界中のアーティストやクリエーターらにリソグラフは愛され、ポスターやZINE などパーソナルな作品が生み出されています。

リソグラフが生み出す孔版印刷ならではの温かみや手づくり感、重ね刷りの面白さ、アナログ的な風合い、意外性のある仕上がり……一般的なオフセット印刷では得られない付加価値を作ることができます。

今回、開催されたばかりのハシゴプリント倶楽部『リソグラフ印刷機でオリジナルポスターを作ろう!』で製作されたアート作品を展示することとなりました。

【終了しました】デザイン視点で本づくりの話をしよう<新潟アートディレクターズクラブ 2022年鑑刊行記念>/リアル会場

デザイン視点で本づくりの話をしよう

昨今、デジタルマガジンを始め、世界中のアーティストやクリエーターらによって、ポスターやZINEなどパーソナルな作品が生み出されています。オリジナリティあふれた作品にふれると、いま、「本づくり」に新たなムーブメントが起きていることがわかります。とはいえ、まちの本屋さんだからこそわかる、新潟在住のつくり手たちの熱量をも伝えたい。

今回のゲストはこの方々!
角田正之さん/プログラフ
高橋洋貴さん/ぴろ式デザイン事務所
佐藤 貴大さん/saten
山賀慶太さん/Pデザイン研究所(ZOOM出演予定)

年鑑「新潟ADCデザインアワード2022」の製作に携わった4名から普段の製作づくりから、刊行するまでの秘話や、本づくりをする魅力をお届けします。当日の内容については、書き起こし、SANJOPUBHLISHINGにてリソグラフ印刷したものをプレゼントします。

地域編集の現場をたずねて  Magazineを起点に何が生まれるのか?<Things Magazine刊行記念>/リアル会場 6月24日(土)

人口がどんどん減る、コミュニティも無くなりつつある、物価は急激に上がってたいへん。新潟県にいると自分の住むところは知っているけれども、お隣のまちについてはどんな状況で、人を通してコミュニティ形成されているのか、意外と知らないものです。

県内でつくられてきた雑誌、ひいてはローカルメディアには、媒体をきっかけにコミュニティをつなぐ役割があったと思います。今回、県内でつくられた「Things Magazine」ではどうだろう。

これまで、新潟県を代表するローカルメディアとして運営されてきた「Things」。たくさんの人たちを取材され、私たちは地域のこと、あの人のこと、あのお店を知ってきました。今回、「Things Magazine」刊行記念イベントとして、<地域編集の現場をたずねて Magazineを起点に何が生まれるのか? >をテーマにトークイベントを開催いたします。

コワーキングツアー Vol.22 〜まちを編集する旅、新潟編〜 主催 コワーキングツアーさま

全国のコワーキングを訪ねて歩くコワーキングツアー、(3月にはバリに行ってきましたが)国内編としては昨年の7月の島根編以来、久々の開催です。原則、現地集合・現地解散、途中参加・途中離脱OK。各自が自律的に行動する旅とコワーキング、つまり「移働」のイベントです。行った先で仕事もするけれど、人と会ってつながり、自分コミュニティを広げる。そういうカツドウです。

一応、スケジュールは決まっています。が、スケジュールはあくまでペースメイカーであって、参加者の行動を縛るものではありません。自分で考えて行動してもらうほうが、このイベントの趣旨に沿っています。

6月の新刊古本情報

かみきこうち

出版:NHK出版
著者:神木隆之介
出版年月日:2023年3月
サイズ:A5判
ページ数:208ページ
ISBN:9784140819319
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
古き良き風景や土地は、高知県にも残っている。ドラマや映画で引っ張りだこの神木隆之介さんが、「らんまん」舞台地である実際の土地や場所、お店に訪れて高知の魅力を伝えている。聖地巡礼と聞くとアニメや漫画をイメージされるが、ドラマと考えると新しい試みである。

<内容詳細>
食、文化、伝統、産業、自然……俳優・神木隆之介が、西から東、海から山と、たくさんの多彩な人々やモノに出会い、体験したビジュアル紀行ガイド。伝統や環境を守りながら、暮らしを持続的で豊かに楽しいものにしてくれるサスティナブルなモノに触れ、地域に根差して取り組みに励む方々と対話を重ね、神木隆之介が「奇跡の県」と称した高知の豊かで懐深く、昔ながらで新しい魅力の数々を、豊富な写真と厳選したお薦めの情報を満載で伝える旅のおともに最適の1冊。グルメに、アクティビティに、お土産に、“映える”写真に。現地へ行って真似したくなる、「神木+紀行+高知」の神木流ガイドブック!

<著者 神木 隆之介>
俳優。1993年埼玉県生まれ。2歳でデビュー後、多数の映画・ドラマ・CM等に出演。2022年には、WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」、TBSドラマ「妻、小学生になる。」に出演のほか、映画「ノイズ」「ホリック xxxHOLiC」「GHOSTBOOK おばけずかん」がある。2023年はNHKの連続テレビ小説「らんまん」で主演を務めるほか、映画「大名倒産」が6月23日に公開予定。

電車の中で本を読む

出版:青春出版社
著者:島田潤一郎編
出版年月日:2023年4月
サイズ:4-6判ソフトカバー
ページ数:112ページ
ISBN:978-4-413-23299-9
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他
画像:青春出版社

<本屋からのメッセージ>
だれもが得意不得意はあり、昨今はSNSによって可視化されてきたと感じます。得意を生かしたいと考えても、インターネット上のだれかに左右されてしまい、ときに落ち込んでしまうことも。そんなときは、そっとスマホを閉じてこの本をとってもらいたい。
夏葉社の代表であり、著者の島田さんの不器用な生き方ながらも一生懸命生きる姿に共感できるのは、目の見えないだれかに影響されすぎているこの社会だからかもしれない。

<内容紹介>
良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。
著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。
「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」

<著者 島田潤一郎(しまだじゅんいちろう)>
1976年、高知県生まれ。東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが挫折。編集経験のないまま、2009年、吉祥寺にて夏葉社を創業し、「ひとり出版社」の先がけとなる。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社、2019年)、『あしたから出版社』(ちくま文庫、2022年)など。

小田嶋隆のコラムの向こう側

出版:ミシマ社
著者:小田嶋隆
出版年月日:2022年08月
サイズ:四六判並製
ページ数:256 ページ
ISBN:9784909394705
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
コラムニストとは何か。死にしてもなお、社会と自分との関係性を語ること。生粋のコラムニストの一人「小田嶋隆」さんの遺稿集は心を揺さぶる。切れ味あることばに見え隠れする文責をも感じさせる一冊。

<内容詳細>
稀代のコラムニストの遺稿集にして傑作コラム集
「書くことがない」という書き出しの伝説コラム、親友へ捧げる詩、「晩年は誰のものでもない」、自らの病について、など人間オダジマがあふれる作品から、フェミニズム、嫌酒権、ウクライナへの思い…生前最後の一本を含む社会派コラムまで、コロナ下に書かれた18本を厳選。

<著者 小田嶋隆(オダジマタカシ)>
1956年東京赤羽生まれ。幼稚園中退。早稲田大学卒業。一年足らずの食品メーカー営業マンを経て、テクニカルライターの草分けとなる。国内では稀有となったコラムニストの一人。著書に『小田嶋隆のコラム道』『上を向いてアルコール』『小田嶋隆のコラムの切り口』(ミシマ社)、『ポエムに万歳!』(新潮文庫)、『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『東京四次元紀行』(イースト・プレス)など多数。2022年6月24日、病気のため死去。享年65。

ふたりのアフタースクール〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む

出版:双子のライオン堂
著者:太田靖久、友田とん
イラスト:くれよんカンパニー
ブックデザイン:中村圭佑
出版年月日:2022年12月
サイズ:B6判、並製、ソフトカバー
ページ数:196ページ
ISBN:9784910144078
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
「ZINE作りがもたらす出来事の数々は、時々出来すぎていて、常にみずみずしい」
著者太田さんが伝えたZINE作りのことばが、言い当て妙と感じる。再現性であったり、複製に重きを感じる昨今で、一度にもない出会いや記憶を綴れるのは作り手ならではの妙であろう。

<内容紹介>
双子のライオン堂書店で、2020年末から始まった小説家の太田靖久さんと作家・編集者の友田とんさんによる「作ったZINEを本屋に売り込みする話」連続対談イベントが本になりました!
おふたりは、ZINEを作り、売り歩き、いろんなひとや本屋さんと出会い、新しいことに挑戦し続けました。イベントでは、その時その時の課題や新しい取り組みについて、意見交換をし、時に観客を巻き込んで大変盛り上がりました。その熱量をとじこめました。
本書は、ZINEやリトルプレスを作って配布販売している人はもちろん、「何かやりたいけど一歩が出せない」と悩んでいる人にも、勇気を与える一冊になっています。

<著者>
太田靖久(おおた・やすひさ)
小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『サマートリップ 他二編』/『ののの』、共著『犬たちの状態』(写真・金川晋吾)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベン トや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の 制作や出店も行っている。

友田とん(ともだ・とん)
作家・編集者。日常や文学に可笑しさを見出すエッセイや小説を発表する。2018年に著書『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主製作し、全国を行商や営業したことをきっかけに、2019年に出版レーベル・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズの他、『うろん紀行』(わかしょ文庫著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一著)、文芸雑誌「代わりに読む人」を刊行している。

誰よりも、うまく書く 心をつかむプロの文章術

出版:慶応義塾大学出版会
著者:ウィリアム・ジンサー
訳者:染田屋茂
出版年月日:2021年12月
サイズ:四六判/並製
ページ数:368ページ
ISBN:9784766427745
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
原書創刊40以上、読まれ続けている心を掴む文章力。時代が変われども、AIが発達しようとも、<自分こそが最良の素材>であることを見失わないために繰り返し読んでおきたい不朽の一冊。

<内容紹介>
心をつかむ文章に大切なのは、明晰さ、簡潔さ、そして「自分らしさ humanity」――。
伝説的なノンフィクション・ライターであるジンサーによる本書は、「ジンサー語録」としてよくブログなどで紹介されるように、誰でも、明確につたえ、温かみをそえ、個性を打ち出す書き方のコツと心構えを余すところなく伝授してくれる。
アートやスポーツ、科学・テクノロジーの記事や硬派なジャーナリズムの記事にとどまらず、ついついロボット口調になりがちな学校や会社といった組織が発行する文書、さらにはパーソナルな旅行記、回想録、家族史にいたるまで、あらゆるノンフィクションのジャンルをカバー。

この本はあなたの一生の友になる!

<著者>
ウィリアム・ジンサー(William Zinsser)
1922年、ニューヨーク生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクション作家、大学講師。1946年、新聞記者としてニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙でキャリアをスタートし、以降、80歳代後半まで計19冊の著作と記事、コラムの執筆に携わったのち、2015年5月に死去。音楽、野球、旅など多岐にわたるテーマの作品を著し、なかでもノンフィクション創作の心得を教授する本書はロングセラーとなって、三世代にわたる作家や記者、編集者、教師、学生に座右の書として愛読されている。1970年代にはイェール大学で創作講座を受け持ち、講座からは数多くの著名作家、ジャーナリストが輩出した。本書のほかにThe Writer Who Stayed, Writing Places, Easy to Remember(『イージー・トゥ・リメンバー』関根光宏訳、国書刊行会、2014年)などがある。

<訳者>
染田屋 茂(そめたや しげる)
翻訳者・編集者。
1950年、東京都生まれ。1974年、早川書房入社。以後、10年間の翻訳専業期間をはさみ、朝日新聞社、武田ランダムハウス・ジャパン、KADOKAWAで翻訳書を中心に書籍編集に携わる。現在は、S.K.Y.パブリッシング代表取締役。
訳書に、スティーヴン・ハンター『極大射程』(扶桑社ミステリー)、トマス・H・クック『死の記憶』(文春文庫)、ガリル・カスパロフ『DEEP THINKING 人工知能の思考を読む』(日経BP)、オーウェン・ウォーカー『アクティビスト――取締役会の野蛮な侵入者』(日本経済新聞出版)などがある。

小出版レーベルのブックデザインコレクション 造本設計のプロセスからたどる

出版:グラフィック社
著者:西山萌
出版年月日:2023年3月
サイズ:B5並製
ページ数:160ページ
ISBN:9784766137651
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
インディペンデント、独立系、一人出版社。さまざまな出版のあり方が耳にするようになってきた。では、それを牽引するのは誰だろう。そう考えたときに手に取りたい一冊。狭義として捉えられてきた紙の出版物という可能性を知るものである。

<内容紹介>
個人または小出版レーベルで制作された出版物から、印刷・製本・デザインに独自性を持つものを約80点選出。その仕様や制作のプロセスをビジュアルと共に収録し、多様な広がりを見せる「紙の出版物」の現在形を俯瞰する。

<著者 西山萌>
編集者。多摩美術大学卒業後、出版社に入社。雑誌『PERK』のエディター、デザイナーを経て独立。本と編集の総合企業SPBSでは「SPBS THE SCHOOL」の立ち上げに参画。編集を基点にリサーチや企画立案、取材執筆、キュレーションや場所作り等、フィールドを横断した雑誌的な編集から生まれる新たなクリエイションの形を模索中。

デザインする技術

状態:古本,状態が良い
出版:エムディエヌコーポレーション
著者:矢野りん
出版年月日:2006年5月
サイズ:B5変
ページ数:160ページ
ISBN:9784844358589
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋からのメッセージ>
デザインを広く学びたい人向け。デザインの技法を広義で学ぶために5つの要素に分けて取り上げている。
「考」=デザインに至るまでの思考
「図」=主にグラフィック
「文字」=タイポグラフィ
「面」=レイアウトに関する考え方
「色」=配色
個人事業主や独学で学ぶ人が増えた中で、この一冊でデザインを網羅し、次の技法につなげたい。

<キーワード>
思考性、グラフィック、タイポグラフィ、レイアウト

<内容紹介>
グラフィックデザインの歴史の中で培われてきた「黄金図形」「プロトタイプ」「アクソメトリック」「ホワイトスペース」などといった約100種類の技法を「考」「図」「文字」「面」「色」という5つのカテゴリの章に分けて具体的な作例とともに解説しました。デザインの知識が実践的に身に付きます。デジタル化が進むデザイン環境における、デザインに携わる人、デザインに興味があるすべての人のための、ひとつ上のデザインの書。グラフィックデザインの歴史の中で培われてきたおよそ100のデザインの技法をやさしく解説。デジタル化が進むデザイン環境における、一つ上のデザインのための基本の書。

<著者 矢野 りん>
バイドゥ株式会社 モバイルプロダクト事業部 マネージャー / Android女子部部長
北海道足寄町出身。女子美術大学芸術学部卒。
フリーランスのデザイナーとして、メーカのWebコンテンツなどデザイン経験多数。2011年12月 よりバイドゥ株式会社入社。自社プロダクトのSimejiやBaidu IMEのUX/UIのデザインやプロモーション企画・デザインを担当している。息子と猫のお母さん。
※2023年現在時点

インクルーシブデザイン 社会の課題を解決する参加型デザイン

状態:古本、全体的に状態良好
出版:学芸出版社
著者:ジュリア・カセム,平井康之
出版年月日:2014年4月
サイズ:A5判
ページ数:196ページ
ISBN:9784761525699
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋からのメッセージ>
インクルーシブデザインでは、高齢者や障がい者、外国人など従来、デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むイギリス発祥のデザイン手法をいう。ユニバーサルデザインと間違われやすいが、デザイナーが考案するのではなく、それぞれエクストリームユーザー(マイノリティ)を巻き込みながら一緒に行うものである。
とくに、高齢化社会への危惧が幾度も叫ばれている中で、主体は誰なのかを改めて考えさせらえれる一冊。そのため、本書では日本で少ない事例を中心に紐どこうと取り組もうとしている。

<内容詳細>
インクルーシブデザインは、子ども、高齢者、障がい者などをデザインプロセスに巻き込み、課題の気づきをアイデアに活かす方法論。
インクルーシブデザインとは子ども、高齢者、障がい者など、特別なニーズを持つユーザーをデザインプロセスに巻き込み、課題の気づきからアイデアを形にし普遍的なデザインを導く。英国発の概念から日本での実践まで、社会的課題を解決する参加型デザインの方法論。誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。

<著者>
ジュリア・カセム Julia CASSIM
ロイヤルカレッジ・オブ・アート、ヘレンハムリンセンター・フォー・デザイン客員上席研究員。マンチェスター芸術デザイン大学、東京藝術大学卒業。ニューカッスル大学より博士号取得。1984~98年ジャパンタイムズ紙のアートコラムニストとして勤務。イギリスに帰国後、2000年にヘレンハムリンセンターに入り、インクルーシブデザインに関する技術・知識の共有を目的としたチャレンジワークショップを企画・運営する。

平井康之 Yasuyuki HIRAI
九州大学大学院芸術工学研究院デザインストラテジー部門准教授。1961年生まれ。京都市立芸術大学卒業後、コクヨ株式会社にデザイナーとして勤務。在職中の1990~92年にロイヤルカレッジ・オブ・アートへ留学。マスターを取得し帰国後、アメリカのデザインコンサルタント会社IDEOに4年間勤務。九州芸術工科大学(現・九州大学)助教授を経て、2003年より現職。

デザインの生態学 新しいデザインの教科書

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:東京書籍
著者:後藤武,佐々木正人,深澤直人
出版年月日:2004年4月
サイズ:A5
ページ数:288ページ
ISBN:9784487799183
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
ふつう、であること。ふつう、だと思ってもらえること。それが難しい。
生態学者とプロダクトデザイナー、建築デザイナーの傑物から織り成される対話は、紆余曲折を経ながらも、中心点に向かってダイナミックに動き出す姿が読み取れる。副題となる<新しいデザインの教科書>をどう捉えるかによって、この本を読み解く鍵となるだろう。

<内容詳細>
ル・コルビュジエからジャスパー・モリソンまで,現代デザインをエコロジカルに解きほぐす,新しいデザインの教科書。デザインと建築の未来をひらく,アフォーダンス/生態学的アプローチ。

<著者>
佐々木正人(ささきまさと)
東京大学大学院情報学環/教育学研究科教授。1952年生まれ。筑波大学大学院心身障害学専攻修了。主な著書に『アフォーダンス―新しい認知の理論』(岩波書店),『知覚はおわらない―アフォーダンスへの招待』(青土社),『レイアウトの法則―アートとアフォーダンス』(春秋社)などがある。

後藤武(ごとうたけし)
1965年、横浜生まれ。東京大学大学院建築学専攻博士課程単位取得退学。隈研吾建築都市設計事務所、慶応義塾大学環境情報学部専任講師、中部大学助教授などを経て、後藤武建築設計事務所設立・主宰。主な著書に、『ディテールの建築思考』彰国社、『デザインの生態学』(共著)東京書籍、『表参道を歩いてわかる現代建築』(共著)大和書房などがある。

深澤直人(ふかさわなおと)
プロダクトデザイナー/Naoto Fukasawa Design代表。1956年生まれ。多摩美術大学立体デザイン科卒業。IDEO東京オフィス(代表)などを経て,2003年,Naoto Fukasawa Designを設立。同年,(株)タカラ,(株)ダイヤモンド社と新ブランド「±0」を立ち上げる。デザイン・ワークショップ「without thought」の開催やKDDI/auの携帯電話「INFOBAR」のデザインで知られる。2002年度毎日デザイン賞受賞。

世界を変えるデザイン ものづくりには夢がある

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:英治出版
著者:シンシア・スミス
訳者:北村陽子
出版年月日:2009年10月
サイズ:A5判,並製
ページ数:256ページ
ISBN:9784862760586
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
社会的責任、持続可能性、人間性の豊かさ……
原書は2007年となる工業デザインの本である。なのに、昨今取り上げられるSDGsや現在にも通じる普遍的なテーマが網羅されている一冊。キーメッセージである<現在のデザインは10%の富裕層のためのものであり、その他の90%の人々にとっては何の役にも立っていない>を前提とするプロジェクトだからこそ、こうした解を見出すことができるのだろう。

<内容詳細>
世界の90%の人々は、私たちにとっては当たり前の商品やサービスにほとんど縁がない。その半分は、食糧や水、住居さえ満足に得られない。この90%の人々の生活を良くするには、何が必要なのだろう。思いだけでは変わらない。お金だけでも変わらない。実際にライフスタイルを変えられる、具体的な「もの」が必要なのだ。
シンプルだが、考え抜かれたデザインが、人々の生活を大きく変える。消費社会にあふれる「もの」とは少し異なる、世界を変えるための「もの」。高価ではなく、機能も単純だが、本当に切実に「必要とされるもの」。
そんな「もの」の数々を、本書は豊富な写真とエッセイで紹介する。世界に残された問題のリアルな姿と、「ものづくり」と「デザイン」の大きな可能性が見えてくる。

<著者>
シンシア・スミス(Cinthia Smith)
クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館キュレーター(社会的責任デザイン部門)。クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館は、実業家ピーター・クーパーらによって1897年に創立された博物館。1967年からスミソニアン学術協会傘下となる。25万点以上のデザイン作品と世界最高水準のデザイン関連書籍を所蔵。本書の素材となった〈残りの90%のためのデザイン(Design for the Other 90%)〉展は2007年5月4日~9月23日に開催された。

北村 陽子(きたむら・ようこ)
東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。訳書に、スティーブン・ペレティエ『陰謀国家アメリカの石油戦争』(ビジネス社)、キャロル・オフ『チョコレートの真実』、エドワード・ベルブルーノ『私を月に連れてって』、カーン・ロス『独立外交官』(以上、英治出版)。

昭和モダン 広告デザイン1920-30s

出版:青幻舎
著者:青幻舎編集部
アートディレクション: 原田祐馬
出版年月日:2007年2月
サイズ:B6
ページ数:224ページ
ISBN:9784861528743
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
ことばとは不思議なものだ。デザインという言葉が一般的ではなかった、大正後期。世の中には欧州の生活様式と昭和モダンを彩るネオンやサイン、看板が立ち並ぶ。その頃から100年後を生きる私たちにとってデザインとは何かを探し求めているみたいだ。時代の変容とデザインが生まれる前夜の暮らしを垣間見ることができる一冊だろう。

<内容紹介>
いま見て、なお新しい。
昭和初期、「デザイン」前夜の最先端。
チラシ、ポスター、紙面広告、カット(挿し絵)、包み紙…
200点を超える貴重な資料を一挙収録。
カフェやバー、フルーツパーラー、洋品店などが立ち並び、都市文化が花ひらいた大正・昭和初期。街には広告やポスターがあふれ、人とモノとをつなぐ「デザイン」が高揚感と初々しさを伴ってかたちに表されました。本書では200点を超えるポスターやチラシ、広告などを紹介します。「懐かしい」の一言では終わらない―、いまなお新鮮な驚きやいきいきとした魅力にあふれるデザインの数々をお楽しみください。

Niigata ADC Design Award 2021

刊行:新潟アートディレクターズクラブ
ディレクション・デザイン:白井剛暁
編集長:関谷恵理菜、髙橋栄一、角田正之
※2022年度に本をつくる、本でのこす<新潟アートディレクターズクラブ>をテーマにイベントを開催。
出版年月日:2022年6月
サイズ:A4変型判
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
2021年の審査会ではグランプリを受賞した白井剛暁さん(作:本鮪丼なかばやし)、そして年鑑のアートディレクターを同じく白井剛暁さんが制作に携わった。
SANJOPUBLISHINGでは、2022年に開催したトークイベントを通して、制作過程における印刷の重要性、それを反映する裏話が印象的であった。

<内容詳細>
「新潟ADCデザインアワード年鑑」は、新潟のデザイナーが1年間で製作した作品を集めて行われる、新潟アートディレクターズクラブ(NADC)主催の審査会で受賞した作品を1冊にまとめた作品集です。応募作品の中から厳正に審査された入賞・入選作品が掲載されています。
デザインが好きな方、デザインに興味のある方、良いデザインってどんなもの?と疑問に思っている方、デザインを勉強中の学生の皆さんにおすすめです。

<編集・制作 NADC(新潟アートディレクターズクラブ)>
新潟県内在住のデザイナー/クリエイターが個人の資格で参加/運営する非営利の組織として2007年に発足。主な活動として、年1回の公開審査会と審査会での優秀作品をまとめた年鑑の発行を行っています。

NIIGATA ART DIRECTORS CLUB ANNUAL 2019

編集・制作:新潟アートディレクターズクラブ運営委員会
発行:新潟アートディレクターズクラブ
サイズ:A4変型判
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
2019年の審査会ではグランプリを受賞した白井剛暁さん(作:味噌ブランド「雪の花」のリデザイン)、そして年鑑のアートディレクターを阿部 光一朗さんが制作に携わった。これまでのNDACの在り方と審査会が時代にそぐわないと考え、<再出発>をテーマに行われてきた。そのため、年鑑で掲載する内容も前年度と比べるとスマートになっている。

<内容紹介>
新潟アートディレクターズクラブから発売されている2019年の年鑑。新潟アートディレクターズクラブ会員がこれまでに手掛けた仕事をデザイナー、クリエイターのプロフィールとともに掲載したデザイン年鑑です。

<編集・制作 NADC(新潟アートディレクターズクラブ)>
新潟県内在住のデザイナー/クリエイターが個人の資格で参加/運営する非営利の組織として2007年に発足。主な活動として、年1回の公開審査会と審査会での優秀作品をまとめた年鑑の発行を行っています。

NIIGATA ART DIRECTORS CLUB GRAPHIC DESIGN ANNUAL 2018

編集・制作:新潟アートディレクターズクラブ運営委員会
発行:新潟アートディレクターズクラブ
サイズ:A4変型判
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
2018年の審査会ではグランプリを受賞した阿部 光一朗さん(作:帝樹園 庭正アプリケーション)、そして年鑑のアートディレクターを吉川賢一郎さん(現:長岡造形大学 准教授、大学院兼担教員)が制作に携わった。
<これからも新潟をデザインで切り拓く>と語るように、新潟発のデザイン作品がよくわかるように構成が一新された一冊。

<内容紹介>
新潟アートディレクターズクラブから発売されている2018年の年鑑。新潟アートディレクターズクラブ会員がこれまでに手掛けた仕事をデザイナー、クリエイターのプロフィールとともに掲載したデザイン年鑑です。

<編集・制作 NADC(新潟アートディレクターズクラブ)>
新潟県内在住のデザイナー/クリエイターが個人の資格で参加/運営する非営利の組織として2007年に発足。主な活動として、年1回の公開審査会と審査会での優秀作品をまとめた年鑑の発行を行っています。

NIIGATA ART DIRECTORS CLUB GRAPHIC DESIGN ANNUAL 2017

編集・制作:新潟アートディレクターズクラブ運営委員会
発行:新潟アートディレクターズクラブ
サイズ:A4変型判
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
2017年の審査会ではグランプリを受賞した吉川賢一郎さん(作:中学生のためのワークショップ告知ツール)、そして年鑑のアートディレクターを西村隆行さん(現:ニシムラデザイン NISHIMURADESIGN)が制作に携わった。審査員の梅原さんがコメントで残したように、<新潟のオリジナルデザインを体感できる>一冊となっている。

<内容紹介>
新潟アートディレクターズクラブから発売されている2017年の年鑑。新潟アートディレクターズクラブ会員がこれまでに手掛けた仕事をデザイナー、クリエイターのプロフィールとともに掲載したデザイン年鑑です。

<編集・制作 NADC(新潟アートディレクターズクラブ)>
新潟県内在住のデザイナー/クリエイターが個人の資格で参加/運営する非営利の組織として2007年に発足。主な活動として、年1回の公開審査会と審査会での優秀作品をまとめた年鑑の発行を行っています。

NiigataADC Graphic Design Annual 2016

編集・制作:新潟アートディレクターズクラブ運営委員会
発行:新潟アートディレクターズクラブ
サイズ:A4変型判
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
NDAC設立10周年を迎えた。そして、審査会でのグランプリを受賞した近藤ゆたかさん(作:會津八一「藝に遊ぶ」)がアートディレクターを務めたNiigataADC Graphic Design Annual 2016。当時、アートディレクターの役割が拡張されている中で、どう表現されたのかが必見だ。

<内容紹介>
新潟アートディレクターズクラブから発売されている2016年の年鑑。新潟アートディレクターズクラブ会員がこれまでに手掛けた仕事をデザイナー、クリエイターのプロフィールとともに掲載したデザイン年鑑です。

<編集・制作 NADC(新潟アートディレクターズクラブ)>
新潟県内在住のデザイナー/クリエイターが個人の資格で参加/運営する非営利の組織として2007年に発足。主な活動として、年1回の公開審査会と審査会での優秀作品をまとめた年鑑の発行を行っています。

空想の建築史

出版:左右社
著者:土居義岳
装幀・装画:五十嵐哲夫
出版年月日:2022年11月
サイズ:A5判 上製
ページ数:636ページ
ISBN:9784865283426
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋からのメッセージ>
建築界に身を投じてきた著者が、「建築雑誌」「建築討論」「建築と社会」「10+1Website」などで書き溜めてきたものを別次元で再編集し、空想をテーマに建築を捉えた一冊。
建築を通して、知己を得たすべての人びとに捧げる、建築観と建築史である。

<内容紹介>
歴史とは常に更新してゆくべきものである──。
建築学の原点に立ち返り、古代ギリシア以来の〈部分と全体〉概念の再検討からはじまる、
デジタルアーカイブの時代のための新しい建築史への探求の旅。アリストテレス、ウィトルウィウス、ラスキンらの建築論を問い直し、ゼンパーやヴィオレ=ル=デュクが導いた近代的建築史学を疑う。ザハ・ハディドの新国立競技場問題、原広司の問い、伊東豊雄の作品の意味までを取り上げながら、建築史学はいま、いかなる未来を描くのか?刺激的で根源的な問いを大胆に論じ、真に現代的な建築史を希求する畢生の一冊。

<著者 土居義岳 (ドイヨシタケ)>
1956年高知県生まれ。建築史。工学博士。東京大学建築学科卒。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学建築学科助手、九州芸術工科大学助教授、九州大学大学院教授をへて、九州大学名誉教授。フランス政府給費留学生としてパリ゠ラ゠ヴィレット建築大学およびソルボンヌ大学に留学。フランス政府公認建築家。著作として『建築の聖なるもの』(東京大学出版会)、『知覚と建築』(中央公論美術出版)、『アカデミーと建築オーダー』(中央公論美術出版)、『言葉と建築』(建築技術)、『対論 建築と時間』(岩波書店)、『建築キーワード』(監修・執筆、住まいの図書館出版局)、『絆の環境設計』(九州大学出版会)など。共著多数。翻訳としてP・ラヴダン『パリ都市計画の歴史』(中央公論美術出版)、D・ワトキンとR・ミドルトン『新古典主義・19世紀建築〈1〉〈2〉』(本の友社)など。受賞として日本建築学会著作賞、日本建築学会賞(論文)。

これからの建築 スケッチしながら考えた

出版:ミシマ社
著者:光嶋裕介
装丁:尾原史和(SOUP DESIGN)
出版年月日:2019年4月
サイズ:四六判並製
ページ数:248 ページ
ISBN:9784903908823
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
「建築は身体性がベースにある」
副題にあるように著者が建築物をスケッチで描く、そんな身体性をとおして建築を俯瞰して見つめ直す。建築を学ぶ人たちにとっては当たり前かもしれない、ただ著者の体験をきっかけに当たり前であることに納得させる一冊。

<内容紹介>
ミシマ社創業10周年記念企画
建築の希望を見つけるべく、さまざまなテーマで「これからの建築」について考えた文章をここに書いていく。同時に、スケッチを描くつもりだ。そうした文章やスケッチの断片が空間に宿った建築の意志を発見し、ひとりの建築家としてのマニフェストになるのではないか。そんな想いを胸に、筆を進めてみたい。

<著者 光嶋裕介(コウシマユウスケ)>
建築家。一級建築士。1979年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。8歳までアメリカで育ち、中学卒業まで日本とカナダ、イギリスで過ごす。1995年、単身帰国し、早稲田大学本庄高等学院に入学。2002年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業し、大学院は石山修武研究室へ。2004年、大学院修了とともにドイツの建築設計事務所で働き、ベルリンで暮らす。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を開設。2010年、思想家の内田樹氏の自宅兼道場(合気道)の設計を依頼され、翌2011年、建築家としての処女作、《凱風館(がいふうかん)》を神戸に完成。SDレビュー2011に入選。主な作品に《レッドブル・ジャパン・本社オフィス(青山、2012)》、《如風庵(六甲、2014)》、《旅人庵(京都、2015)》など。著書に『みんなの家。~建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、『建築武者修行~放課後のベルリン』(イースト・プレス)など多数。2012〜15年まで、首都大学東京にて助教をつとめ、現在は神戸大学にて、客員准教授。

ユリイカ2020年2月号 書体の世界

出版:青土社
出版年月日:2020年1月
サイズ:ムック
ページ数:285ページ
ISBN:9784791703814
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
街を歩くと出くわすのは書体書体書体。言葉を表現する上で欠かせない書体に焦点を当て、誕生から変移、大衆文化から見つめることで書体の世界に浸ることができる。また、日本の印刷史研究者の府川充男さんの談話は必見。

<内容紹介>
あなたはどんな書体が好きですか? 偏愛の対象としての、あるいはジャケ買いを誘う契機としての、もしくは視認的な文字どおりのデザインされたものとしての、そんなそれぞれの性格を持つ書体。規格化された活字、さらにはスクリーンに入力される定番としてのデジタルフォントの浸透を前提に、タイプフェイスとしての書から始まる文字のヴァリアントを追う。

<掲載媒体 ユリイカ>
日本の総合文芸誌。1956年、伊達得夫が書肆ユリイカを設立、第1次ユリイカの発行を開始。1961年、伊達の死亡により休刊。1969年、青土社を設立した清水康雄が第2次ユリイカの発行を開始、現在に至る。詩と詩論を中心に、現代思想やサブカルチャー論なども取り扱う。

わかりやすい民藝

出版:D&DEPARTMENT PROJECT
著者:高木崇雄
出版年月日:2020年7月
サイズ:横 120mm 奥行 20mm 高さ 158mm
ページ数:340ページ
ISBN:9784909394200
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
わかりやすい民藝のタイトルに対して、民藝が好き、民藝が素晴らしい、民藝をもっと多くの人たちに伝えたい。民藝の熱をひしひしと感じる。「民藝」の領域として裾の尾が広がっている昨今で、民藝を多方面で知識を得ることも必要であろう。

<内容紹介>
柳宗悦らにより、〈民藝〉という言葉が生まれたのが1926年。それから90年以上たち、暮らしを彩ってくれる〈民藝〉はよく知られるようになりました。〈民藝〉への親しみや興味は高まるものの、真正面から捉えようとすると難しさも感じる今だからこそ、あらためて「〈民藝〉ってなに」を、工芸店「工藝風向」の高木崇雄さんに教えていただきました。
1章では、〈民藝〉の成立と柳宗悦の考えを、基本から優しく、ときに辛口で解説。
2章では、一人問屋の日野明子さん、D&DEPARTMENT 代表のナガオカケンメイらも参加し、クラフトや、デザインのキーワードをいくつも横断しながら、柳宗悦以後の私たちと同時代の〈民藝〉をいろいろな方向から掘り下げていきます。
3章では、高木さんが営む工芸店「工藝風向」での仕事の様子、作り手との関係、店の役割、おすすめの買い方などを通じて、これからの〈民藝〉の姿を探っていきます。
〈民藝〉に、親しみと興味はあるけれど、いざ柳宗悦の本を読もうとすると、ちょっと難しさを感じる人に、ぜひ手にしていただきたい本です。本書はカバーに、柳宗悦が指導をしたことで知られる、手すきの和紙「出雲民藝紙」を使った特別仕様です。

<著者 高木 崇雄 (たかきたかお)>
1974年、高知生れ、福岡育ち。京都大学経済学部卒業。会社員生活を経て、2004年、福岡市内に工芸店「工藝風向」開店。九州大学大学院芸術工学府にて、柳宗悦と民藝運動を対象に近代工芸史を研究、博士課程単位取得退学。日本民藝協会常任理事。新潮社「青花の会」編集委員。

Coyote SPECIAL ISSUE 安西水丸 おもしろ美術一年生

出版:スイッチ・パブリッシング
出版年月日:2019年3月
サイズ:雑誌
ページ数:160ページ
ISBN:9784884184254
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
本屋店主が推しても推しても物足りない安西水丸さん。その安西さん特集したCoyoteは2004 年の創刊以来、「人、旅をする」をテーマに刊行する。安西さんが描く絵から本当の楽しみ方はなんだろうと考えるのもいいし、安西さん自身から暮らしを考えるのも一興ではないだろうか。

<内容詳細>
発売するやいなや即完売した『Coyote no.58 特集 安西水丸』を再編集し、追加コンテンツを大幅に加えた完全版MOOKとして刊行決定!今年、3月19日に没後5年を迎えるイラストレーター・安西水丸。「絵を描く本当のおもしろさってなんだろう」。その根源的な問いを安西水丸の教えから探す、どこまでも自由な美術の教科書。

<掲載媒体>
旅に暮らし、暮らしを旅する雑誌「Coyote」
2004年の創刊以来、「人、旅をする」をテーマに、星野道夫、沢木耕太郎、植村直己、谷川俊太郎、ジェリー・ロペスといった賢人達と旅をしてきました。その冒険の鉱脈は秘境にばかりあるのではなく、日常の営みの中にもあります。移動することばかりではなく、一カ所にとどまって繰り返す生活もまた一つの「旅」なのです。

シェイクスピア&カンパニー書店のやさしき日々

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:ピエ・ブックス
著者:ジェレミー・マーサー
訳:市川恵里
出版年月日:2010年初版
サイズ:単行本
ページ数:309ページ
ISBN:9784309467146
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
事実は小説よりも奇なり。魅力あふれるパリの本屋さんが舞台である。ヘミングウェイやフィッツジェラルド、ジッド、ヴェラリーなど一度は耳にしたことがある著名な方たちもこの本屋さんに集うのもわかる、本当にいい本屋さんだ。

<内容詳細>
文学と恋と人生――。パリ・左岸にある伝説のシェイクスピア&カンパニー書店に偶然住みつくこととなった、カナダから来た元新聞記者による回想記。セーヌ左岸で、貧しい作家や詩人の避難所として無料でベッドと食事を提供し、ヘンリー・ミラー、ギンズバーグらも集った伝説の書店に、偶然住み着くことになった元新聞記者がつづる、本好きにはこたえられない奇跡の書店の物語。

<著者>
ジェレミー・マーサー (マーサー,ジェレミー)
1971年カナダ生まれ。作家、ジャーナリスト。99年パリに渡り、シェイクスピア・アンド・カンパニー書店に滞在した経験をもとに本書を執筆。他に『ギロチンが落ちた日』など。フランス、マルセイユ在住。

市川 恵里 (イチカワ エリ)
翻訳者。1966年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。訳書に、A・ベネット『やんごとなき読者』、A・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』、V・ラトナー『バニヤンの木陰で』など。

Capek's Bookshelf: The Book Design of Josef Capek

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:ピエ・ブックス
著者:Josef Capek
出版年月日:2003年初版
サイズ:A5判
ページ数:240ページ
ISBN:9784894445215
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋からのメッセージ>
チェコの画家、著作家、装丁家のJosef Capek(ヨゼフ・チャペック)の作品集。可愛らしい絵を描く画家のイメージが強い中で、装丁デザインを中心に紹介しています。言葉をこよなく愛した言語学者の千野栄一氏が集めたということもあり、Josef Capekの魅力を徹底的に伝えている一冊となる。

<著者 ヨゼフ・チャペック>
1887年、オーストリア=ハンガリー帝国下のフルノフに生まれ、1945年、ナチス・ドイツのベルゲン・ベルゼン強制収容所に没する。プラハ工芸美術大学で学んだあと、画家、物語作家、エッセイスト、装幀家として活躍する。弟カレルとの「チャペック兄弟」としても、現在に至るまで世界各国で愛され、高い評価を受けている。邦訳されたおもな著作に、『ヨゼフ・チャペック エッセイ集』(飯島周訳、平凡社、2018)、『こいぬとこねこのおかしな話』(木村有子訳、岩波少年文庫、2017)、『チャペックの本棚 ヨゼフ・チャペックの装丁デザイン』(千野栄一訳、ピエブックス、2003)、『園芸家12カ月』(カレルとの共著、小松太郎訳、中公文庫、1996)など多数がある。

世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:ピエ・ブックス
著者:小柳帝
出版年月日:2007年3月
サイズ: 15×21cm 213p Soft-Cover
ページ数:200ページ
ISBN:9784894445895
配送方法:レターパック
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
ヴィジュアルブックとして重宝する一冊。とくに、日本のデザイン界に衝撃を与えた、1950~60年代のアメリカのモダンブックデザインを垣間見ることができる。

<内容詳細>
海外50〜70年代のモダンなブックデザインを一挙に紹介。アメリカではポール・ランド、ソール・バス、プッシュピン etc. ヨーロッパはブルーノ・ムナーリ、エンツォ・マーリ、オーレ・エクセル、スティグ・リンドベリ、マックス・フーバーetc... 本書ではこのような著名な海外のグラフィックデザイナーがデザインした書物を、主に50~70年代に絞ってビジュアルを中心に各国別に紹介。

<著者 小柳 帝>
ライター、編集者、翻訳者、フランス語講師。著書に『モンド・ミュージック』、『ひとり』、『EDU-TOY』『グラフィックデザイナーのブックデザイン』、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『サヴィニャック ポスター A-Z』などがある。

デザインの本の本

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:ピエ・ブックス
著者:秋田寛
出版年月日:2007年2月
サイズ:B5判
ページ数:219ページ
ISBN:9784894445215
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
デザインの本の本とは何か。そう疑問に思う人に答えるとするならば、デザインは広いということだろう。本書では、一般的なデザインにとどまらず、美術、写真、建築、社会学、哲学者、論理学からの観点からもデザインを考えることができる一冊。

<内容詳細>
すべてのデザイン好きに贈るデザイン書ガイド。デザイナー志望者はもちろん、デザインへの関心を深めたいすべての人に贈る、デザイナーによるブックガイド。グラフィックデザイナーの秋田寛が、デザイン初心者にすすめる本をはじめ、影響を受けた本、大切にしている本、尊敬する先達の本などを徹底紹介。ファッション、写真、建築までさまざまなジャンルを網羅。書店主、建築家、編集者たちとの本をめぐる対談も収録。

<著者 秋田寛>
グラフィックデザイナー。1958年兵庫県生まれ。1981年東京造形大学ビジュアルデザイン専攻を卒業。(株)田中一光デザイン室を経て、1991年(有)アキタ・デザイン・カンを設立。広告・ポスター・ブックデザイン・CI・サイン計画など、グラフィックデザインを通して、ビジュアルコミュニケーションの可能性を追求している。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)新人賞、東京アートディレクターズクラブ原弘賞、日本パッケージデザイン対象銀賞、ニューヨークADC銀賞・銅賞、SDA奨励賞、ディスプレイデザイン賞優秀賞、ラハチポスタービエンナーレ、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ、世界ポスタートリエンナーレトヤマ、ショーモン・ポスター・フェスティバルなど内外で受賞・入選多数

本の本―夢眠書店、はじめます―

【古本】状態:全体的に状態良好
出版:新潮社
著者:夢眠ねむ
出版年月日:2017年11月
サイズ:B6
ページ数:239ページ
ISBN:9784103513810
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
小説でも写真集でもない。本そのものを知るための一冊。本にまつわる世界は広く覗くことができる。流通やブックデザイン、校閲といった表舞台ではない世界はまだまだ広いようだ。

<内容詳細>
自分で書店を開きたいと願うほど、本を愛するアイドルが訪ねた先は――。超大型書店の舞台裏から、思わず買っちゃうPOP作りの達人、憧れの週刊少年ジャンプ編集部、神業でミスを見破る校閲ガール、そして著者本人の装幀家デビューをアシストするブックデザイン集団まで。出版業界のプロフェッショナルを取材した体験ルポ。

<著者 夢眠ねむ>
7月14日生まれ。三重県伊賀市出身。多摩美術大学卒業。アイドルグループ「でんば組.inc」のメンバー。愛称は“ねむきゅん”。みえの国 観光大使。他の著作に『ゆめみやげ』『まろやかな狂気』『夢眠軒の料理』などがある。

日本異類図典

出版:G.B.
著者:朝里樹
出版年月日:2022年5月
サイズ:A5判 並製
ページ数:192ページ
ISBN:9784910428185

<本屋店主からのメッセージ>
神か、霊か、もののけか…
日本では妖怪がお馴染みだが、本書では“異形”をテーマとし、各地の異形を取り上げられている。江戸時代の怪奇現象から、異形をかたち作る伝承、行事、信仰など民俗の観点から題材を深く知り得ます。

<内容紹介>
神や霊、鬼や天狗などの見えないものや、狐や蛇などの霊力をもつ動物など、いにしえの人々が恐れ崇めた「人ならざるもの」―異類―とは一体何なのか、その実態を読み解く。神と鬼はもともと一体の存在だった? 天狗の起源は流れ星だった? 十二支は動物と関係がなかった? 異類の起源と歴史、人々の暮らしとの関わりを民俗の視点から深堀りしていく。

<著者 朝里樹>
怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道に生まれる。2014年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う

テレビスナック キズツキ

出版:マガジンハウス
著者:益田ミリ
出版年月日:2021年1月
サイズ:単行本
ページ数:216ページ
ISBN:9784838731381

<本屋店主からのメッセージ>
路地裏でひっそり営業しているアルコールの置いていないスナック キズツキ。そこは傷ついた人しかたどり着けないという。エッセイなども書いている著者だけあって、集まる人々の悩みはとてもリアルで、まさに私たちのよう。解決してくれるわけじゃないけど、それでも聞いてほしい。そんな人たちが織りなす会話をぜひ。自分の拠り所としても、悩める誰かに渡してあげたい本でもある。

<内容詳細>
都会の路地裏でひっそり営むスナックがある。今宵も疲れた人がふらり立ち寄る。アルコール以外、だいたいある。ちょっと風変わりなスナック。くたくたな夜に、ほっと一息つきませんか。人はみな、傷つきながら、傷つけながら生きてる。益田ミリ、7年ぶりの描き下ろし漫画。

<著者 益田ミリ>
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に、漫画『僕の姉ちゃん』(小社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『今日の人生』(ミシマ社)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『お茶の時間』(講談社)他、エッセイ『小さいコトが気になります』(筑摩書房)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『かわいい見聞録』(集英社)、『おとな小学生』(ポプラ社)など、絵本に『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社、絵・平澤一平)などがある。

ゆうれい犬と街散歩

出版:トゥーヴァージンズ
著者:中村一般
出版年月日:2022年9月
サイズ:単行本
ページ数:176ページ
ISBN:9784908356247
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他
周年特設サイト:https://michikusacomics.jp/1st_anniversary

<本屋店主からのメッセージ>
とある関東圏で繰り広げられる、路地裏や裏道の散策道。なんて聞くと、感動的な出会いを期待される方もいるかもしれない。しかし、日常で目に入ってくる光景を言語化されていく様子を淡々と描いている。
ドラマチックでなくても、私たちの日常を照らし合わせることができる、不思議な漫画。

<内容紹介>
心に留まった日常の何気ない風景を温かく緻密な筆致で描き出す中村一般の初連載作が待望のコミック化!「私」とゆうれい犬の「ハナちゃん」が大好きな街や行ってみたかった場所に気の向くままにおもむく、お散歩ダイアローグ。

<著者 中村一般>
1995年生まれ、東京在住。 女子美術大学ヴイジュアルデザイン専攻卒業。 イラストレーション青山塾修了。 書籍装画ほか、マンガなども手がける

COJI COJI FAN BOOK コジコジのすべて

出版:ブルーシープ
著者:さくらももこ
出版年月日:2022年5月
サイズ:A5 並製
ページ数:280ページ
ISBN:9784908356377
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
大人でもハっとするようなことばや、無意味なギャグ。宇宙生命体であるコジコジのすべてがわかる一冊。年齢問わず、老若男女愛されるコジコジ好きな方はもちろん、キャラクターデザインやIPの重要性を感じさせる。

<内容紹介>
コジコジを愛するすべての方へ、待望の決定版です。
大人もドキっとするような含蓄ある言葉やナンセンスなギャグが人気の漫画「コジコジ」。メインキャラクターである“宇宙生命体” コジコジの誕生から30 年以上経つ今、20 代から30 代を中心に、そのかわいさとおもしろさ、そして作品の奥深さに注目が集まっています。
東京・立川のPLAY! MUSEUMでは、2022年4月から7月にかけて、史上初となるコジコジの展覧会「コジコジ万博」が開催されます。コジコジたちが暮らす「メルヘンの国」のインスタレーション、漫画やイラストの原画、オリジナル映像を通じて、個性的なキャラクターや名言の数々、主な物語を体感的に紹介。現実世界と同じように、友情や恋、自分探しに悩む仲間たちを、コジコジが明るく楽しく包み込み、すべてを笑いに昇華させていく作品の魅力に迫ります。
本書は展覧会の図録として、コジコジの魅力を余すことなく伝える、ファン待望の一冊です。作者・さくらももこさんの息づかいを感じられる名場面の漫画原画をはじめ、初登場のコジコジ、まるちゃんとコジコジ、扉絵など、お宝級のカラー画も紹介します。さらにはナンセンスギャグ、キャラクターのモヤモヤ、絡みあう人間模様などのコジコジワールドを、ふんだんなイラストとテキストとで徹底解説します。そしてさくらももこさんと親交の深い作家・吉本ばななさんや、芸人・岩井勇気さん(ハライチ)の特別寄稿、アニメのエンディングを担当した電気グルーヴのおふたりのスペシャルインタビューも収録。コジコジを愛するすべての方へ贈る決定版です。

<著者 さくらももこ>
1965(昭和40)年、静岡県清水市に生れる。1984年、漫画家デビュー。1986年、『ちびまる子ちゃん』を「りぼん」に連載開始、1989(平成元)年、講談社漫画賞を受賞し、1990年にはTVアニメとなって国民的人気を獲得。エンディングテーマ「おどるポンポコリン」の作詞も担当、同年のレコード大賞に輝いた。以来、ナンセンスとメルヘンとお笑いが絶妙にブレンドされた作品世界で大活躍を続ける。エッセイ『もものかんづめ』三部作はすべてミリオンセラーを記録。漫画『コジコジ』、『神のちからっ子新聞』、エッセイ『あのころ』三部作、『ひとりずもう』など。さくらももこ編集長の雑誌「富士山」(全5号)も話題をよんだ。

坂月さかな作品集プラネタリウム・ゴースト・トラベル

出版:パイ・インターナショナル
著者:坂月さかな
出版年月日:2021月04年
サイズ:A5判
ページ数:256ページ
ISBN:9784756254870
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<本屋店主からのメッセージ>
パイコミックスでWEB連載されている『星旅少年』の作者坂月さかなの、商業発作品集。『星旅少年』の前日譚となる作品が掲載されているほか、それ以外はオールカラーのイラストに文章が付いているという仕様。
色が付くとさらに迫力が増し、じっと見入りたく、見ていると吸い込まれるような作品たち。受賞理由もかなりぐっとくる。
※ボローニャ・ラガッツィ賞 公式サイトより引用
不確かな時代を生きる人々の繊細な感情を描くために、SFの表現を用いた坂月さかな氏は、幻想的な物語のニューウェーブの第一線にいる。何と言っても、その繊細さと革新性に驚かされるのは、星々を旅する若者の絶え間ない任務と孤独を描くために、日本マンガと西洋文化の双方の要素を組み合わせる坂月氏の手法である

<内容詳細>
青い夢幻世界に誘われるような作品がSNSで話題。ハマる人続出中の注目のクリエイター坂月さかなの商業初作品集。大幅に加筆修正をした同人誌発表作品に加え、パイコミックスでのWEB連載『星旅少年 塔に登る』、新規描き下ろしイラスト+ストーリー『トビアスたちの旅』等を256ページのボリュームでお届けします。漫画・イラスト・イラスト+ストーリーで綴る、静かで優しくて、どこか切ない、時代を跨ぐ4つの「ある宇宙」の旅の記録をお楽しみ下さい。

<著者 坂月さかな>
イラストレーター・漫画家。「ある宇宙の旅の記憶」をテーマに、孤独で静謐な世界を優しい筆致で描く。最近のお仕事『2020年のゲーム・キッズ→その先の未来』装画、『少女終末旅行 公式アンソロジーコミック 2』寄稿、ロックバンド 長靴をはいた猫『慟哭する夜の底で』アートワーク。

お問合せ先

SANJO PUBLISHING 担当:町田
メール[infoアットマークsanjopublishing.com]※アットマークを@に変換して入力してください
TwitterアカウントのDMからはこちら
インスタアカウントのメッセージからこちら

いいなと思ったら応援しよう!