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日記#134悲しい出来事
私は買い物に行く為に車を運転していた。
助手席には主人。
信号待ちをしていた時、不意に主人のスマホの着信音が鳴った。
知っていた人からだったのだろう。すぐに電話に出ていた。
短いやりとりだった。
相手は急いでいた様で、主人の言葉が終わらないうちに切ってしまった。切れたあと暫く主人の茫然とした時間が流れた。
「なんか自分の言いたい事だけ言ってたみたいね」
と主人に話しかけると
「あいつの息子が
亡くなったって」
………
私は息を飲んだ。
電話の相手は主人の同郷の同級生で仲が良かった友人、最近離婚したと報告を受けたばかりだった。
今回は息子さんの事があって主人に頼み事があった様だったが、日程的に無理だったので断りを入れたら主人の話の途中で電話が切られてしまった。
息子さんの事で、パニックを起こしているのかもしれない。
ご冥福をお祈り申し上げます。
運転しながら、グルグルと
私の息子がもしいなくなったら…
そんな事を考えていた。
あって欲しくない事。
でも、現実は。
知人、友人、沢山の方が子供さんを亡くされているのを知っている。時が止まったままそれでも生きていかなければならない辛さ、後悔、哀しみ。
それを感じて、いたたまれなくなった。
私だったらどうなってしまうのだろうか、いっそ何も考えなくて良い真っ白な世界に行ってしまった方が楽になるんだろうなとか思ってしまった。
色々な事を考えてしまい、とても疲れた。
息子と娘には
愛しているとメッセージを送ろうと思う。
命は大切にしてねとメッセージを送ろうと思う。
読んで下さってありがとうございます
素敵な出会いがありますように(ひまわり)
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