
【技術】学校の先生がAIに淘汰される時代が来たかも
聴いてみよう
この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2025年2月19日配信の書き起こしです。
YouTubeでも配信しています。チャンネル登録をお願いします!↓↓↓
読んでみよう
にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【技術】学校の先生がAIに淘汰される時代が来たかも
というものです。
AIに家電の取説を読ませておくと⋯
今日はIT系の技術的な話をしようと思います。
あまりAI AIと騒ぐのもちょっとかっこ悪いなと思いつつ、40年以上もAIに関心を持ってきた身としては最近の動きには興奮せざるを得ない状況なので、日常の中でどんなふうに使っていったらいいかな、なんてことを色々試しているところです。
なかなか便利に感じるというところまで使えるようになっていないのは、多分に自分の発想の方に問題があるんだろうなと感じて、年は取りたくないものだななんて思ったりもしますが、まあそれでもこんな使い方をしてみたら案外便利だななんて思うことが少しずつ出てきた今日この頃なのですね。
今気に入っている使い方は、家にある家電製品のマニュアルのPDFを読み込ませて、中身を説明させる使い方です。
何か調子が悪い時に、例えば「障かな?と思ったら」なんていうページを見ることがありますよね?
その代わりに、
「故障の例にはどんなものがありますか?」
なんてAIに訊いて、載っている例を挙げてもらって、その中で気になる例について対処も含めて説明してもらうみたいな使い方ができます。
単刀直入にググるっていう方法でもいいのですが、取説から説明してもらった方が信頼できる感じがしますよね。
もっと使う情報を限定したいときには、GoogleのNotebookLMというのを使うやり方があります。
NotebookLMはソースとして入力したものだけから回答を作ってくれるので、より信頼性の高い情報を得ることができます。
掛け合いトークで概要を説明してくれる!
これを使って色々やってみて、ふと思いました。
何かを学ぶためのテキストやら動画やらをまとめてAIの入力にしたら、むちゃくちゃ効率的に学ぶことができそうじゃないですか。
まずは要約から入って、どんどん詳細に突っ込んでいくことができますからね。
さらに、DeepResearchで派生する情報を見つけてもらって、そこから学びを広げることもできるし。
でも、自分からアクティブに学ぶのはなかなか難しいということもあるよな⋯
と思ったら、NotebookLMにとんでもない機能がありました。
概要を音声で説明する機能です。
うん、AIならできそうだよね?
でもこれやってみたらちょっとびっくりなんですよ。
2人の登場人物の掛け合いで話してくれるんです。
ラジオを聞いているような感覚です。
今のところ英語にしか対応していないのですが、むちゃくちゃスムーズな会話です。
僕は英語が全然ダメなんですけど、自分が作ったとある文章についての概要音声を作って聞いてみたら、ほぼ理解できるなって感じでした。
試しにいつも使っているヨーグルトメーカーの取説を読み込ませて音声概要を作ってみたので、ちょっと聞いてみてください。


ね。面白いでしょ?
学校の先生の役割が変わる
こんなことができるってことは、教科書を元にしてうまいこと説明してくれる可能性があるってことじゃないですか。
アバターをつけたらなかなかいい感じになりそうじゃないですか?
これ結構やばいですよね。
多分学校の先生の何割かは仕事なくなりますよ。
専門家が作った教材を学習者がAIを使ってそれぞれのペースで学ぶ方が効率が良さそうじゃないですか。
集合授業をしなければならない科目はかなり限られてきますよね。
何より人間の先生にはできないことがあります。
それは24時間365日質問に答えることです。
よほど我慢強い人でも、子供の無限に出てくる「どうして?」に辟易したことがない人はいませんよね。
AIはそういうの得意ですからね。
もちろん、人間の先生がフォローしなければならない場面は必ずあるのです。
むしろそっちだけを人間の先生がやることになるんでしょう。
生徒一人ひとりが求めているものをきちんと汲み取って、学びをサポートするのです。
人間の先生は教えなくていいのです。極端な言い方ですが。
専門家が作ったAI教材の方が教えるのは上手になっちゃいますからね。
これ、YouTubeに溢れる教材で学ぶスタイルの先にあるものです。
ということは、先生の側がAIをちゃんと使えないとまずいってことですよね?
AIの方が優秀なことがバレちゃったらどうします?
AIは冷たいとか言い始める人が必ずいると思いますが⋯
書類は手書きの方が温かいのだから全部手書きでやりましょうって言われたら、今ならキレますよね?
ちょっと前までそういうこと本気で言う人結構いたみたいですけど、似たようなことをAIに対しても言う人がいると思います。
でもそれは時代遅れなので、窓際にでも座ってもらいましょうね(笑)
そんな極端なって思う人も多いでしょう。
僕もそんなに急激に変わらないだろうと思いたいところがありますが、今のAIの進化は侮れないと思います。
スマホが普及した時より変化はずっと早いですよ。
さて、どうしましょうね?
チャンネル登録をお願いします
このラジオはYouTubeでも配信しています。
音声では表現しきれないものを映像で補う場合があります。
ぜひチャンネル登録お願いします。
今回は、学校の先生がAIに淘汰される時代が来たかもという話をしました。
今日はここまで。
マガジンはこちら
コメントはこちらで
noteのコメントだけでなく、YouTubeやLISTENでもコメントをいただけると嬉しいです。
今後配信の中で参考にしていきたいと思います。
おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。Gmailを上手に使うための講座もありますよ!
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
YouTubeはこちら
Podcastの聴き方
Podcastの聴き方は以下のnoteをお読みください。