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脚の根っこはどこにある?

普段考えたことがないかもしれませんが、脚はどこからが脚でしょう?
この質問をした時に股関節と言われる方は多いです。確かに歩いてると股関節が脚の根っこのような氣がします。
しかし構造を見ていくともっと深くにつながっています。

脚の根っこはみぞおち付近⁉

骨格としては骨盤(腸骨)が根っこになりますが、筋肉としては大腰筋という筋肉が根っこになります。

大腰筋は、胸椎12番から腰椎5本にひっついている筋肉なので、身体の前側でいうとみぞおち付近までつながっているということになります。
そうするとみぞおち付近から脚が生えているということになります。

力の入り方によって使う筋肉が変わってくる

ではなぜ股関節からが脚という風に感じるんでしょうか?
確かに股関節を起点に前後に振っているようなイメージになる方がほとんどだと思います。

余分な力が入ると、腹筋とももの前の筋肉を使って脚を動かすことになります。(アウターマッスル主導で動いている状態)
一方で余分な力が抜けると、内側にある腸腰筋を使って脚を動かすことになります。(インナーマッスル主導で動いている状態)

この違いでどこから脚を使っているかの体感が違ってきます。

まずは「あっ、ほんとだ!」を感じること

そこで簡単な第一歩としては、
①(上にあるような)図を見て、こんな風になってるんだと構造を知る
②実際に歩いている時にそこが動いていることを感じること
 ▶腰椎から腰回りにかけて触れながら足踏みをしてみると、確かにその辺りが動いているのを感じ取ることができると思います。

そこをうまく使ってやろうとすると、先に身体に力みが入ってしまうので、まずはこうやって一つずつ認識していくことが重要になってきます。
そして日頃からそこに関心がいくようになっていくと、身体からメッセージをくれるようになります。

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