見出し画像

自然治癒力=放置すること?

父が少し大掛かりな肺の手術をしました。
父は何かあると「自然治癒力でなんとかなる」という風に言うんですが、その中身は放置をするということを選択します。

もし自然治癒力がフルに働いている状態であれば、それが一番の自然なのかもしれませんが、それも状況によると思います。

例えば体力の回復一つをとっても、10代〜20代の頃は朝までオールナイトをしても、翌日はぴんぴんしていた経験がある方も、疲れが抜けにくくなっているということを聞きます。

身体は常に最善を選択して、回復が必要であれば、あえて症状を出してくれていたり、寝た方がいい状態をつくってくれています。それを人工的な何かを使って症状を抑えてたりしてしまうと、自然に戻ろうとする回路から外れて、またその対処をする必要が出てきます。

だからこそ我々にできることは、自然を邪魔しないこと。

自然に芽が出たところから伸ばしてあげる。
だからといって、伸びようとしているところを引っ張ろうともしない。
あえて力をかけるのではなく、育ちやすい環境をつくってあげることが、人間にできることだと思います。

その結果、自然治癒力もベストな状態で働いてくれると思います。

吉田雅人の身体がよろこぶメルマガ
毎日配信中、ご登録はこちらから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?