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人前で話す時に緊張する理由
少人数だったら緊張しないのに、複数人に対して話すシチュエーションだと緊張するという方がおられます。
もちろん慣れということもあると思いますが、実は身体の意識のエリアで大きな違いが出てきます。
意識のエリアは人によって違う
人によって、どこに意識が集まりやすいというのは違います。
直線・短距離に意識が集まる方、横に広く意識が集まる方、ずーっと向こうに意識が集まる方など様々です。
少人数だったら緊張しないという方の場合、ご自身の意識のエリアが直線・短距離の場合、自分も相手も同じ意識の範囲内で話すので緊張することはありません。
しかし自身の意識のエリアが直線・短距離なのに対して、話を聞いている方がそれよりも広いエリアにいると、自分の意識のないエリアに人がいることによって緊張が起こります。
もしかしたらこんなことが理由かもしれません。
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身体にアプローチして意識のエリアを広げてみる
そんな時は身体に対してあるアプローチをしてみると、意識のエリアが広がります。
ご自身の鎖骨の上の皮膚を、横方向に軽い力で動かします。
鎖骨の両端までをさするぐらいでもいいと思います。
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そうすることによって、意識のエリアが横に広がります。
すると、自分の意識のエリアと相手がいる範囲が一致して、先ほどよりも緊張しにくくなります。
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こうやってもしこういう事例で緊張すると感じてる方は試していただくと、新たな視点を持つことができると思います。
もちろんスポーツでの視野についても同様なので、ご自身のフィールドでも試してみてください。
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