未知なるものに出会った感覚
人や物に触れる上で大事なのは、末端の感覚。
自分にとっての指先や手のひらの感覚が、ダイレクトに相手の方にも伝わると思います。
そこで目をつけたのが、つめ切りでした。
つめ切りって100均にも売ってるけど、高価なものもあるしピンキリだと思います。
以前Amazonでそれなりに評価が高いものを買ってみたら、切れ味が違うのを感じて驚きました。
そんな経験があった中で、たまたまネットで諏訪田製作所さんがつめ切りのクラウドファンディングをしているのを発見して、その中で惹かれた言葉が2つありました。
これまで当たり前だと思っていたことが楽しみになるってすごいことだと思うんです。それって新しい何かを知るよりもとても価値があると思います。
そしてずっと使い続けられるものっていいなぁと思います。
わたし自身も今あるものの開発を進めていますが、こういう氣持ちでつくっていきたいなと思います。
そんなところに惹かれて、クラウドファンディングスタートとほぼ同時にポチったんですが、そこから数ヶ月待ちに待ったつめ切りが本日届きました。
中を開けてみた印象は、とてもシンプルで無駄がない。
いよいよ触れてみることに。ん?これまでのつめ切りと力の使い方が違う。
こないだ爪を切ったばっかりなので、少し伸びているところを切ってみましたが、驚いたのは切るときの手応えのなさ。
これまでのつめ切りって、構造によって力が発揮しやすくなるようになっていて、その力で切っていた=爪から反発が起こっていたんだなと氣づきました。
実際に爪を切った指とそうでない指の動きを比べてみると、曲げ伸ばしが全然違う!曲げ伸ばしの際に余分な筋肉の張りが起きませんでした。
これはいいものを手に入れることができました。
つめ切りという風にみると、一般的なものと比べても高価だと思います。
ただつめ切りで得られるこの感覚は、わたしのような人に触れる仕事をしている人にとっては大きな価値になると思います。
このつめ切りで手入れした手で早く施術がしたい…。早く爪よ、長くなってくれ。。